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そして吸い込まれるように 〜神戸とヴィッセル神戸への想い⑪ 〜
※前回の話
初めて訪れたノエビアスタジアムで、スタメンでイニエスタの姿を拝むことができた。
これでゴールなんて見れたら最高やのになぁ
と思いながらも、開始すぐにスタジアムの熱気に当てられて夢中で試合を見ていた。
そして、前半15分。
なんか知らない外国人選手から絶妙なパスを受けて、魔法のようなターンでかわしてゴール入ってしまった!!
スタジアムのドッいう揺れ、歓声、熱気
もうドキドキが止まらなかった。
我が街神戸でとんでもないことが起こっている!!
劇的なゴールを目の当たりにしてしまった…。
フワフワした気持ちでノエスタを後にする。
〜後にイニエスタにパスを出した選手はポドルスキというこれまた元ドイツ代表の物凄い選手だと知る。
そして、試合前にみんなが歌っていた「神戸讃歌」のこともネットで調べた。
震災への想いをこのような形で我が街神戸で紡いでいたクラブが神戸に在ったなんて…。
〜これは随分後になって気づくのだが、古橋…後のきょーちゃんもこの日、J1初ゴールを決めたのだが、そに気づくのは随分後のお話…。
すっかり虜になってしまった私は、試合の翌日からもう次いつどの試合を観に行くかを考えていた。
一緒に行った会社の人は二回目はなさそうだったけど、そんなことはもう関係がなかった。
ショップを見つけて初ゴール記念のTシャツも買いにいった。
ただただ吸い込まれるようにノエスタを目指していた。
お目当ては
イニエスタ とポトルスキ
とりあえずはこの二人が見れたらいいかな…。
他の日本人選手にはぶっちゃけ興味ないけど、まあイニエスタ が神戸を去る頃に、一人でも日本人選手を好きになっていればいいかな♪
しかしながらその目論見はものの見事に外れていく。
とてつもなく大きな大きな出会いを果たしたことを、その時には知るよしもなかったのでした。
〜 最終回 〜 に続く
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これが入口でした…。
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