奇跡の日 〜Kode Talkersに寄せて〜
私がまだバンドTOKIOにハマってまだまもない頃、
初ライブでどハマりした矢先に発売されたアルバム「5AHEAD」
イントロの1曲目を経て2曲目に度肝を抜かれた。
なんて私好みのロック
これをライブで聴けるの??
それが、
久保田光太郎 さんが作った曲との出会いだった。
その前に「メッセージ」という曲で初オリコン一位を取っているのだけど、私にとってはこのアルバムの曲の方が衝撃的だった。
HEY! Mr.SAMPLING MAN
未だに曲のタイトルの意味は分からない。
でも私はこの曲のビートがロックが大好きで。
この8ビートのルート音と
キーボードの折り重なりと
この曲に果てない魅力を感じていた。
そして楽しみにしていたライブ。
演出付きのイントロの後に始まったのはやはりこの曲!
何度でも行けるだけ、チケットが取れるだけ会場に赴き、
毎度毎度この曲のビートに合わせて死ぬほど踊りまくった。
20年以上経った今でも、CD音源を聴いていてテンションをマックスにあげることができる。
それだけ深く深く、久保田光太郎さんの曲は私の中に刻みこまれた。
それから9年程が経ち、2010年頃にレコード会社が変わってからも、長瀬とは付き合いが続いていると情報が入っていた。
一人のバンドマンとして付き合いが続いていることが嬉しかった。
そして、それからさらに何年も経ち…
バンドTOKIOの消滅
山口達也のあとに
長瀬智也もジャニーズを退所
それでも、SNSを通して二人の交流が続いているという情報が入ってきていた。
表に出てこなくてもいい
バンドなら内輪だけでもできる
あのバンドマンをどうかバンドマンでいさせてくれ…
それは
祈りにも近い願いだった。
そしていくつかの匂わせ(笑)を経て、
バンドがついに動き出す。
最初のライブには私は現地に行けなかったけど、
それでもバンドとして活動してくれていることがこの上なく嬉しかった。
身内のライブにだけ出て、表には出てきてくれないかもしれない。
でもそれでもいい。
でももし一般販売で私でも行けるような環境に身をおいてくれたら…。
アルバムが発売され、
そして、ついに一般発売の告知が!
一般人が申し込みができるところまでついにやってきた。
当たるのかな、とドキドキしながら申し込みをして、
見事当選っ!
夢かと思った
チケットの当選発表からライブの日まで半年以上あった。
私はその日を本当に心待ちにしていた。
バンドをやっている長瀬智也にまた会える。
もう二度とないかもと何度も覚悟した。
ついにここまで来たんやな…
その奇跡の日 がやってきたのでした。
〜続く