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それはまるで夢のような。miwa -39 live- 2024 “sing dance enjoy!”

ずっと心が浮ついている。
約7年ぶりの39liveは、溜まりに溜まった需要をオーバーキルな供給で解消してきて、夢でも見てるんじゃないかと疑ってしまうものだった。もはやこれを書いている今も「あれは夢…?」とぼんやりしている。

「普段のライブとは違う、これは39liveだ!!」
その言葉通り、miwaのファンを楽しませようという本気が痺れるほど伝わってきた。

開幕1番の「ありえない!!」
エレキで奏でられる、あの耳に残る旋律は力がみなぎり、タオルを握る力を強く強くした。
続いて「みんながいないとつまらないよねー!?」とキレキレの煽りから披露された、39live恒例の「あなたがいないと世界はこんなにつまらない」。
ジャンプ、指差し、掛け合いで私たちとステージが早々に一つになり、巨大なパワーを生んでいた。
「7年ぶりだから、みんな("近くなる")歌ってくれるかドキドキしたよ~!」
無邪気に笑いながら話していたmiwa。7年ぶりだからこそ準備は万端、準備しすぎていたくらいだったよ。

2曲目にして既に充足感が凄く、まだまだこれからなのにこの後どうなっちゃうのかなどと思っていると、「321」のイントロが耳に飛び込んできた。
"321で好きになっちゃう"それあなたのこと!!
心の中で叫びながらタオルを振った。

「321」が終わったのも束の間。
"Let's keep our heads up!"
時が止まった。
え?は?何?!
今聴いているのって、「いくつになっても」?????
聴きたい曲に挙げるのも諦めちゃうくらいに、
もう二度と歌ってくれないと勝手に思い込むくらいに
全くもって想定していなかった。
全身を血がぐるぐるぐるぐる巡った。腕も足もめちゃくちゃなリズムで動いた。
ただただ絶叫。目の前で起こっていることが信じられなかった。今も半分信じてない。
最後の「内緒ーうー!」で失神するかと思った。
「内緒」という言葉、神秘的だなと思っていて、響きもとても好きで。
今のmiwaがそれを音源まんま、いたずらな表情で言っていて、この日1番生きてる喜びを感じました。セトリに入れてくれて本当に本当にありがとう。

興奮冷めやらぬままダンスメドレーへ。
知らなかった人のためにと準備してくれた振り付け解説動画は「誰も置いてけぼりにしない」と宣言した通りでとても優しさを感じたけど、1.5倍速みたいで笑っちゃった。初見で覚えられたらすごい(笑)
ファンがSNSにアップした練習動画をmiwaが見ていて直々にご指名があったり、
デュエット同様に子どもをステージに上げてみたり。こんなにファンの気持ちに応えてくれるアーティストは他にいないと思った。
11分踊り続けたらもちろん汗だくで、おかげで3kg痩せた。ライブは終わっちゃったけど、これからもあの動画を見て踊ろうと思います。

ここで、毎日練習の様子がアップされていたドラムの披露へ。
よっち先生に日頃の仕返しをされる動画を見て笑い、明転して出てきたのはサザエさん一家だった。
「なんで?!」と思ったけど、「筒美京平のトリビュートアルバム」と聞いて意味が分かった。
「サザエさん」を披露するなんて誰が予想できるか!(笑)
自分で歌いながらリズムを一定に保つ、それも何百人もが見ている前で。
生半可な気持ちでできるわけがないことをやってのけるmiwaはプロそのものだったし、そういうところが大好きだと改めて感じた。

ライブはあっという間に後半戦へ。
バンド初披露と言われてピンときた、「Aye」をついに歌ってくれた。芯の通った声に少しダークな雰囲気があるこの曲は「Sparkle」の中でもかなり好きで、念願だった。
フェスで盛り上がると思うと昔言っていたし、これからライブ定番化してほしいな。

続けてきた「super heroine」、いつぶりのバンド披露だったっけ?というか、たぶん私はバンドスタイルで聴いたことがなかったと思う。
"あなたのその心 救うのはあなたよ"
miwaの伝えたいことはずっと変わらないなと、じっくり聴くことができた。

そして、miwaちゃんを象徴するような"光"の曲「Delight」「ヒカリヘ」「We are the light」。自分を信じて進む気持ち、誰かを大切に想い・想われる気持ち、
色んな気持ちに素直に生きていきたいと思わせてくれる3曲だった。

本編ラスト。
「"君はそのままでいい"と全肯定できるように歌いたい」とまっすぐ伝えてくれて、
「それでもただ」の初披露。MCの時点で泣いてしまった。
miwaバンドの奏でる音はとても温かくて、miwaの渾身の想いがぎゅっと乗せられて心に広がっていった。全部全部抱きしめてくれた。ありがとう。


満足感が半端なかったけど、しっかりアンコールの手拍子でmiwaが戻ってきた。
前日3/8のmiwaの日、当日3/9に入籍したmiwaファンに向けて「Wedding Wish」をまさかのアカペラで贈っていた。
全然当事者じゃないのにとんでもないプレゼントに鳥肌が止まらなかったし、なんて幸せな空間にいるんだろうと感動が止まらなかった。

「アンコールまだまだいけんの?そろそろ帰りたいなんて思ってないよね?」
望むところだ!!と負けじとレスポンスして、
「リトルガール」を心の底から楽しんだ。
そして、ラストの楽曲は「春になったら」。
まさかのよっちがドラムに乗って運ばれてきて、miwaたちも私達も大爆笑、大興奮のダブルドラム!
これ以上ない多幸感に包まれて、miwaのことが好きで好きで好きでたまらないと鮮烈に思った。


終演しロビーを出ると「それでもただ」CD会場施策の39名お渡し会の当選番号が発表されており、そこには自分の番号があった。
この日のmiwaに会えることが震えるほど嬉しかった。
体感5秒だったけど、初めてのピックや嬉しい言葉、ラジオのことも伝えることができた。何度も何度も脳内リピートして噛み締めています。


miwaちゃんに出会えた人生で幸せです。
そして、miwaちゃんが大好きなファンのみんなに出会えたことも幸せです。感謝の気持ちでいっぱいです。

またライブで会いたいです。愛してる!

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