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あなたにとっての『お金』とは何ですか?

こんにちは。Miuzukaです

あなたは『お金とは何ですか?』と質問されたらどう答えますか?

多くの方は

● 生活にかかせないもの

● 必要なもの

● 物を買うための道具

● 全て!

そのような答えが返ってきます

多くの方が同じ様な答えを持っている

それはつまり【幼少期からお金の勉強をしていない!】からなのです

私は1億人居たら1億通りの答えがあってもおかしくないと考えています

お金の価値は人それぞれ

100万円あって満足する人もいれば、1,000万円あっても満足しない人もいます

お金に興味がない人もいれば、お金に執着する人もいるのです

今回は日本におけるお金事情についてお話したいと思います




◆お金とは人生の選択肢を増やすためのツールでしかない


私は【人生のツールでしかない】その様に考えています

お金が無いことによりできない事、進めない道は当然ございます
その一方で、お金があることにより自分の人生の選択肢は大きく広がるのも事実

例えば

● 海外旅行

● 大学進学

● コンサル・パーティーへの参加

● 手術

● 住宅や車の購入


それらはお金があるからこそできる選択です

お金が無くても参加できるイベントや日帰り旅行も確かにできるし、人生を謳歌することもできます

ですが、お金はあるに越したことはありません


お金が無くて困ったことはあっても、お金がありすぎて困るという人はいないからです


お金は初めておつかいをした時から人生を終えるまで一生を通して付き合い続けるものです

ですので、きちんとお金の事を学んでいく必要があります

もし何も学ばなければ


●無駄に税金を払っていたり

●給付金を受給し忘れたり

●詐欺師にまんまと引っ掛かったり


そんなトラブルに巻き込まれる可能性が極めて高くなります


◆日本人は【No!】の答えを全く用意していない


前の項目でもお伝えした通り、お金の勉強をしていないせいで日本人は特に詐欺や人に騙されやすい傾向にあります

高齢者が変な勧誘やオレオレ詐欺などに引っ掛かりやすいのはそのためです

また、お金がない人に限って騙されやすい傾向にあるのも事実です

お金の使い方・お金の増やし方を学んでいる人こそ、人から語られた際に対応できます

No!と相手に言うことは決して悪い事ではありません
言えない事こそ罪なのです



例えば売買の契約では
売る方と買う方の合意が合って、初めて売買の契約が成立します

これは国の法律でも定められています


例えばスーパーに買い物に行った際

隅から隅まで物を買いませんよね?

自分が欲しいと思った物だけ購入すると思います

それはつまり
買って欲しいという売り手側の要求と
これを買いたいという買い手側の要求が合って

初めて購入するという事になるからです


ですが不思議なことに大抵の日本人は、人から勧誘された際に


断ったら相手に申し訳ない・・・


という概念に囚われてしまっています


おかしな事にそのプライドのせいで自分の人生と時間を無駄に過ごすことになるのです

相手がNo!と言われて蘊蓄を語ったり、感情的になるのは相手のエゴ


No!の答えを全く用意していない証拠

ですので、こちらは何も気にしなくていいのです

もし相手側が強い口調になってしまったら
こちら側が冷静な判断を失いかけ、思考とは全く違った行動を行いかねません

そうならないためにも、もし相手が感情的になってしまったら


『何言ってるんだか、この人は。。。』


という強い気持ちで、自分の意思を曲げないようにしましょう

相手を見下すのではなく、自分の意思を貫き通すこと
相手のペースに乗せられない事

それがもっとも重要なことです

人から騙されないためにもこれは肝に銘じておいてください

私もかつて何も勉強してこなかったため、状況に身を任せて過ぎていたところがありました。今思えばそれは凄く恐ろしい事だと実感しています


無知こそ至福の喜びとは言いますが


知らないことはそれだけで罪です!

みなさんは私の様にならないでください


◆お金は決して【汚いもの】ではない


子どもの頃よく大人の人に聞かされていました


『お金、お金言うものではありません!恥ずかしい!』
『お金の事ばかり言うとろくな大人にならないよ!』


これはまったく根拠のない話です。意味が分からない

お金の事を話すのは決して恥ずかしい事ではないし、変な大人にもなりません

むしろ知らない事こそ無知な大人になると思います

知らないということは知ってる人から騙される
いいように利用される可能性も高くなります


つい先日、とある本屋さんで男の子がお母さんに

『お金の勉強をしたい!これ買って!』

とダダを捏ねていました

するとそれを聞いたお母さんは

『お金の勉強なんてしなくていいの!お金の話をする人は汚い人よ』

私はそれを聞いてスゴくガッカリしました


『子どもの勉強する意欲を損なうのか...』
『子どもの心と同じくらいお金はキレイなんだよ』


正直そう思ってしまったのです


日本人がお金の事を『汚いもの』と定着したのには理由があります

それは1941年の【太平洋戦争】です

当時その間政府から言われ続けていた言葉があります


『貯金はするな!貯金をするくらいなら国のためにお金を回せ!』


それが戦争で使用した多額の軍事費となりました

それはのちに

お金は戦争のために使用する → 人を殺す兵器に変える → お金は汚いもの

と日本人の思考に定着させたのです

また

国に預金がバレてはいけない → 銀行ではなく身近な場所に保管しよう → タンス預金

これが現在でも細胞レベルで日本人に埋め込まれている


● お金は汚いもの
● タンス預金


その概念と行動が無くならない理由なのです


◆執着しすぎるとお金から嫌われる


お金を好きな人はお金から好かれます

ですが、あまりにもお金、お金と執着しすぎるとお金は離れて行ってしまいます

恋愛と同じです


【しつこい男は嫌われる】


とよく言いますよね。あれと同じです

好きくらいが丁度いいのです

無理に貯金するより、なんとなく余ったお金を貯蓄に回す

その方がお金は溜まります



◆30年遅れているお金の勉強


2022年度から高校の家庭科で【投資信託】の勉強が始まりました

正直いって遅すぎるし、お金の基礎も小学生で学んでないのにいきなり投資信託ってていう思いでした


●アメリカでは小学3年生からお金の授業がありますし、休み時間にグループや友人でお金の話も普通にします

●スウェーデンでは小学1年生からデビッドカードが所持でき、お金の使い方から運用方法、損得システムも家族と一緒に勉強します

●フランスでは18歳になったら自立するという文化が根付いています
19歳を超え親と一緒に同居している人は正直少ないのです
ですので、18歳までに【自立への教育】を親・学校共に全力で行わなければいけません。お金のこともそうですし、性教育や税金システム、ありとあらゆる事を幼少期の頃から教育します


まずはお金とは何なのか・法定通貨とは・銀行のしくみや税金のしくみ。所得とは何か資産運用とは何か。基礎的ことを教えた上での【投資信託】なのです


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