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新卒9ヶ月で会社を辞めた話

2021年4月に入社し、2022年1月で会社を退社した。
同僚とは関係性もよかったが、自分が思った社会人と違ったため辞めた。

今回は、なぜ会社を辞める決断に至ったのかという経緯を書いていく。
読み進めていく中で、私の意見には偏りが多いと思うが、ご容赦いただきたい。

新卒カードは、未だ日本社会では強い力を発揮し「もったいない」と感じる人も多いだろう。正直その正解がわかるのは、もう少し経ってからだと思う。が、今思う感想は「やっと自分の人生を取り戻した」だ。

では辞めた理由を3つ簡単にまとめていく。

辞めた理由1 「毎日の変化が乏しい」


毎日同じ時間に起き、電車に揺られ、ルーティーン作業をこなし、退社する。
この流れを週に5回、月20回こなす事に正直耐えられなかった。
家に帰っても自分の時間は2-3時間ほどしか取れず、疲れて何もできない日も多かった。週末なんてすぐ終わってしまって、日曜夜には(もはや昼から)サザエさん症候群になっていた。辛かった。
また、もっと将来に繋がる仕事がしたいのに…というフラストレーションや暇そうな先輩社員を見て自分の将来が無性に不安になった。

辞めた理由2 「自分でなくてもできる仕事」


「自分はなぜ仕事をするのか」
これは何回も何回も自分に問いかけて、考えた。
私が就いていた仕事は、「人やモノをマネジメントする」ことがメインだった。そのため、入社直後から中間管理職のような立ち回りで仕事をしなければいけなかった。板挟みされる大変さはあったが、それはあまり苦にならなかった。むしろ、自分がいてもいなくても関係ない状況の方が耐えられなかった。
「なんのために出社しているんだろう…」「出社しても暇だろうな…」
仕事があるということは、とても幸せなことではある。
しかし、自分の存在価値を感じられない仕事に耐えられなかった。

辞めた理由3 「自分がやりたいことが少し明確になった」


ここで暴露するが、私の新卒就活の時の失敗第一位は「自己分析を怠ったこと」。これはもう本当に馬鹿だったと思う。何がやりたいのかわからないまま、それらしい事を言って就活してた。今思うと、そりゃ受かるわけないよな…みたいな志望動機を様々な業界に送ってはお祈りメールを受け取っての繰り返しだった。

ではなぜ自己分析を再開したのか?それは入社して2ヶ月ほど経った頃。毎日辞めたいばかり考えていたが、「辞めてどうする?」という答えは見つからないでいた。社会人になったのに、なんか合わないから辞めるというのは良くないと考えていたから実際に辞めるまでは踏み出せないでいた。
人間関係は極めて良好で、新卒の何もわからない私にたくさんの事を教えてくれた。それだけでも、入社してよかったと感謝している。

「辞めて何をする」という答えを見つけるために、最初はキャリア系の本を読み漁った。そこで気づいたことは、答えは自分の過去にある。誰に聞いても、自分の人生の答えは教えてくれない。

本当は大学生のうちに自分の過去から興味のあることを見つけて、それができる会社に入って、キャリアを始める。これがベストチョイスなんだろうけど、やりたい事を見つけるって難しいと思う。

これからやりたい事 「自己分析の大切さを発信する」

NetflixにゲームにSNS、好きなこと…世の中には、たくさんの魅力的なコンテンツが溢れていて、自分に使う時間がもったいないほどだ。情報が多く、キャッチアップするのに夢中で時間がすぐ過ぎていく。1日24時間どころか48時間あっても足りないだろう。
そんな世の中で、一番必要なことは「自分の信念・軸を見つけること」だと私は思う。何を信じるか・何を人生で追い求めるかを強く意識できればVUCAな時代でも多少は生き残れるのではないかと…
私が自己分析をして、やりたい事を見つけたプロセスを一人でも多くの人にシェアをして、自分の人生を歩く手伝いをしたい。

はちゃめちゃな文章構成だけど、伝えたいことは最後の一文。
自分の人生を歩くために、自分というモノを理解する。そして、自由に生きるためにどこからでも働ける社会をつくる。

これが私の今の信念で、成し遂げたい夢。
読んでいただきありがとうございました。頑張ります。





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