時間が溶ける魔法
———10:00———
大分放置してしまっていたけれど、整理のためにも一度目を通そう。
———13:00———
しまった、とっくにお昼の時間だ。
———16:00———
今日はもうダメかもしれない。
———18:00———
まだだ。まだいける。
———21:00———
やってしまった…でも…今日はまだ終わらない…
———25:00———
あーあ。
もう
あーーーあ。
これが電子書籍サイトで漫画を読み始めてしまった私の1日だ。
なんなんだあのサイト達は。
時間が湯水の如く浪費されていく。
紙媒体ならここまではならない。
現実としてそこにあるからだろうか。
電子は数話ずつ大量に読めてしまう。
とんだアリ地獄だ。
大量の似たような話を読み始めてどれがどんな話か分からなくなりそうなものなのに、少し振り返れば分かってしまう所も怖い。
これはいけない、とアプリを開かなければ存外いけるものだが、「少しだけ…」という甘やかしが自分の首を絞める。
アプリを消せばいいかと言えばそういう訳でもない。
いつの間にか再インストールする事になる。
これが沼というやつか。
特にどのキャラ、どの作家さんが良いということもないけれど。
とりあえず続き読むか。
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