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「やまとなでしこ」感想文

ネトフリさんありがとう

Netflixで配信が始まった「やまとなでしこ」一気見してしまった。
いくつのとき観てたかなって思って確認したら、2000年に放送されていたみたい。
ってことは私当時17-18歳。
あの頃観ていた「やまとなでしこ」は、すごい大人の女性達がたくさん出演していて、特に松嶋菜々子さんがとにかく綺麗で、素敵で、憧れの気持ち多めで観ていたけど、今観るとまた違った感想が・・・
なんて言っていいのか。
桜子さんの周りの人たち、結構桜子さんディスってるし、桜子さんを始めキャラクターや設定もツッコミどころ満載だけど、それでも胸がワクワクした。
ワクワクは当時観たときと一緒な感じがした。
なんでだろう?って考えたけど、記憶の中のワクワクは褪せないんだろうなって思った。
今でも作品観て、いいなぁと思うことも、胸がぐっとくることもあるけど、10代20代の頃みたいな胸に焼き付く感じが減ったように思っていて、そんな自分は、感性が乏しくなってきたんだなって思っていた。

「残念ながらあなたといると、私は幸せなんです。」

桜子さんの名ゼリフ。これは久々に胸に焼き付いた。沁みた。「あなたといることが幸せ」って最高じゃないか。
そんな気持ちを心から理解できて共感できるようになった私は感性が乏しくなったのではなく、もしや心が成熟してきたのか。そう願いたい。

原点回帰

「やまとなでしこ」。私のエンタメ好き、特にラブコメ好きの原点の作品だと改めて気づけた。
あとその当時は思わなかったけど、演技の種類が平成と令和で違った。(やまとなでしこ限定なのか?)
今は自然過ぎる演技が主流だもんね。アンメットみたいなほんと自然って感じのドラマも、バカリさんの会話劇も好きだけど、昔のしっかり演技もいいよね。
松嶋菜々子さんが美しいことはもちろん、堤真一さんに注目。
30代であろう堤真一さんが、松坂桃李くんに似ていることを発見できたのは大きな収穫。
何故なら私は松坂桃李くん推しなので、堤真一さんが好きの原点なのかも。

ペラ子は深みのある大人になりたい

アラフォー今まさに、昔読んだ本とか観た作品とか振り返るときなのかもしれない。
その当時とは違う感情に出会って、その感情を咀嚼したい。
エンタメを通して私の平凡な考えや人生、深みのあるものにしたい。
薄っぺらい人間に厚みを持てるようになりたい。まずは自分の胸の内に正面から向き合えるようになることが目標。
正攻法は一番の近道だ。

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