【オーディション対策note1/7】 オーディションは9割『運』: 全部で7分で読めます
今日はみんなが気になる、
オーディションの話です。
このnoteは、7分くらいで読めます。
さて、突然ですが、
オーディション得意ですか?
オーディション。
みなさんの、うえーーー!という声が聞こえるようです。
俳優にとってはチャンスがつかめるための絶好の機会なのに、苦手な人が多いですね。
理由は、なんで落ちたのか?もわからないし、自分を否定された気分になるからとか、そもそも初対面が苦手などですかね.......?
しかし間違いなく、俳優をやるならオーディションはチャンスの機会です。
どうせなら、オーディション好きになっておいたら、良くない?って思うのです。
なので、このnoteを読んで少しでも心を軽くして、オーディションを楽しんでもらえたらと思います。
まずお伝えしたいことは、
合格する数を上げるための必勝法です!!
そんなのあるの?
あるんです!
まず、それを教えちゃいましょう
オーディションをたくさん受ける。
ドーン!
まあ、受かる確率上げるならこれが一番です。
そりゃそうですよね。打席にはたくさん立ってる方が、打てる本数は増えるでしょう。
で、も!
オーディションに落ちるとショックですよね。
なんか自分自身が否定された気分になりますよね。
でもね、こういう風に一つ一つ傷ついていたらオーディションを受けるペースは落ちてしまいますね。
さ、続けて問題です!
「オーディションの合否を決める9割はなんでしょう?」
実力?
その役に合うか?
コネ?
さあ、なんでしょう?
答えは『運』です。
いやいやいやいや、身も蓋もねえわ!
って思いますが、
でも『運』なんですよね。
これ、後向きな言葉じゃなくて、前向きな言葉なのです。
こう考えてください。
「9割運だから、オーディションに落ちても、落ち込む必要はないか」
と。
それで、次のオーディションを元気に受けにいってください。
『運』だからといってスピの話じゃないですよ。
「やっぱりスピが大切なんだわ!」
とか言って、変な腕輪とかお札とかを無駄に買ってる暇とお金あったら、次のオーディション受けるか、演技の勉強か、映画の一本でも見てください。
そういう意味じゃなくてね、
「9割は『運』のせいなので、傷つく必要すらない」って考えてくださいという話。
は?そんなわけないじゃん!
実力ある人が受かるんでしょ?そんな宝くじじゃないんだから。と思う人もいると思います。
まあ、やることが全部ないってわけでもないので、正確に言うと、
自分にできる努力はしたけれど、ダメだったのなら『運』だと思ってください。
ということ。
出来ること全部やってるなら、吹っ切って、次のオーディションをさっさと受けにいきましょう。その方が受かる確率は上がります。
なんで『運』と言い切れるのか?の理由↓↓↓
・採用サイドが求めているイメージの前情報が少ないことが多く、不確定要素が多すぎて、今回必要とされる人のデータを絞りきれないこと。
(製作者サイドのイメージが変わってしまう場合すらある)
・仮にどんなイメージか絞れたとしても、それに合わせて自分を大きく変えることは難しいということ。
・イメージが絞れて、自分もそこにハマったとしても、本当にたまたまタイミングが違ったなどの理由で落とされることがあること。
俳優というのは、自分が商品です。
これを大きく変えることはできません。
多少イケメンにする、ブサイクにする、かわいくする、かっこよくする、太る痩せる、芝居が上手くなる、話が聞ける、くらいはできても、背を伸ばすのは無理だし、骨格から変えるのは無理です。
考え方くらいは変わりそうですが、そう簡単に変わるんなら、ポジティブ思考みたいな本はあんなに売れてないし、ポジティブワードみたいなのがインスタやツイッターでバズることもないんですよ。
一生変わらないとは言わないけれど、変えるのには時間と労力がかかりますよ。ということです。
基本的には、配られたカードでいかに勝負するか?ということなのです。
なのに、配られてないカードを出そうとしても出せないし、ルール違反で負けるだけです。
自分に配られたカードで勝てる場面で勝つ。
しかない。
そして、そのカードで勝てるようために戦略を練る、くらいしかない。
時間に限りはあるけれど、オーディションという勝負は何回でもできます。
ので、一回一回ショックを受けて次の勝負を見送るよりも、相手との相性の『運』が悪かったなーくらいの気持ちで、どんどん受けることで勝てる場面がくる確率が上がる。
ということ。
大切なことは、勝負の場に何回もいくという前提。
そして、三つ。カードで例えるなら
①そして、自分のカードはどんな場面なら勝てるカードなのか?を知ること
②相手のカードは何なのか?の情報は集められる限りは集めておくこと。
③自分のカードが魅力的に見える戦略は練っておく
もっとシンプルに言うと
①自分を知る
②相手を知る
③戦略を練って準備をする
ですね。
これが、最大限できること。です。
これができている上で、落ちてしまったのなら、『運』のせいにして次行きましょ。ということ。
落ちたオーディションの理由考えて、自分のフォームを崩してしまうのが本当にもったいないんです。
たとえばの話です。
あなたの背が小さかったとします。
いくらオーディションに受けても受からなかった。
あまりにオーディションに落ちるから、
「背が低いのがいけないんだ!」と、
厚底履をはいて、標準くらいの身長にして次のオーディションにいきました。
結果、そのオーディションでは背の低い娘が選ばれた。
となったら、なんてもったいないんだ!と思いませんか?
この例は『運』というよりは
一つ一つのオーディションの結果に左右されて、自分のフォームを崩した結果の悲劇なのです。
受けるオーディション先は毎回変わるし、
何を求めているか?なんて現場によって全く違います。
なので、そこを追いかけて行ったってなんの意味もないのです。
そもそもね、厚底履いたって、脱げば低くなるんだから、そんなところで盛っても、見透かされて終了ですよ。
もっというと、背の低さは、弱みじゃなくて強みだし。
そもそもの話なんですけど、
あなたが戦いやすい得意なことで勝負して最大限輝いてる方が勝てる確率もあがりますよ。
ということで、今日は、オーディションの前提。
『オーディションの合否の9割は運』
というお話でした。
明日からは、『最大限自分にできること』
の部分を3ステップに分けてお伝えします。
これを読んで、1%でも運を自分のところに呼び寄せられるようにしていきましょ。
就職面接とかでも使えるかもなので、ぜひぜひ参考にしてくださいね。
ということで、今日からオーディション対策の連載を開始です!
今日いれて、全5回でお送りしますので、お楽しみに
明日は
『オーディション対策 2/5 自分の武器 弱点こそが最大の武器』
明日も19時くらいに会いましょう。
ではでは、また明日!
演劇王子みうらでした。
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このnoteマガジンは、プロの演出家三浦佑介が、現場でですぐに使える具体的なちょい濃い目テクニックを離乳食のように読みやすく書いてます。
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