『習慣の教訓』行動のハードルを下げるべし!
習慣化への初動で注意すべきは
ハードルの高さにある。
ハードルとは、障害物のこと。
ハードルが高いほど、行動の難易度は上がるし、
初動もツラくなりやすい。
たとえば、ランニング初心者が
「毎日、走るぞ」と目標を決めたときに…
いきなり、10kmを毎日は走れない。
10kmというハードルの高さに負けて、
「毎日、走る」という目標に挫折するのが
目に見えているから。
最初は、ジョギングでもいいから
1kmを踏破することを目指す。
もっと小さなハードルならば、
ランニングシューズを履くことでもいい。
アクションへの初動を小さくする。
つまり、ハードルを低く設定しちゃうんだ。
ハードルが低ければ低いほど、
行動を起こしやすく、挫折しにくくなる。
前回の記事でも、
「ハードルの設定」について解説してます。
前回の記事はコチラ☟
読んでくれた皆さんに知ってほしい
ハードルの低い習慣を紹介します。
①喫煙
持ち運び便利なタバコ。
箱から取り出すのにも、
汗をかく必要もない。
シュッと火をつけて、
息を吸ったり吐いたりするだけ。
気持ちいい気分になれるから続けられる。
②スマホ
タバコと同じように持ち運び便利。
ポケットから取り出して、
ボタンひとつで即電源ONにできる。
見たい情報をカンタンに調べられる。
③お酒
コンビニで、カンタンに手に入る。
買ってしまえば、
らくらくプシュッと空けて飲むだけ。
ほろ酔い気分で、気持ちよくなれる。
④ゲーム・ギャンブル
快楽物質を生み出すシステムの天才。
筋肉の負荷なんて、1ミリも必要ない。
手元の操作だけで、気持ちよくなれる。
どうでしょう。
これらは依存率の高い
「やめたい習慣」の代表例です。
いかにハードルの低さを徹底されているか
分かったと思います。
もし、タバコが1m×1mの大きさだったら、どうなってただろうか?
もし、箱の重さが10kg超える重量物だったら、買っていただろうか?
もし、ライターがこの世になかったら、タバコを吸えていただろうか?
おそらくは、こんなにも世の中に
喫煙者は増えていません。
ハードルが低いからこそ喫煙しやすくなり
「続けたい」と思うようになります。
そこには本人の意思とは関係なく、
”喫煙しやすいシステム”があります。
だからこそ、喫煙者は後を絶ちません。
では、自分の欲しい習慣に
どう取り込んでいけばいいのか?
良い習慣を増やすために、
どういったハードル設定をすべきなのか?
ヒントは「やめたい習慣」にあります。
「やめたい習慣」には、
低いハードルが設定されています。
低いハードルがあるからこそ
無意識に習慣化させられています。
そこを逆手に取って、
自分の欲しい習慣を手に入れましょう!
低いハードルとは、なにか?
低いハードルを
うまく設定するためのポイントとは??
次回で、深掘りしていきます。
では、また。
失礼します。