国内プロゴルフトーナメントのこと
ゴルフブーム
ゴルフ人口が増えています。
休日の郊外思考だとかベビーブーム世代の定年が要因なのでしょうか。
都内を中心にインドアゴルフなども目に入るようにになってきました。
学生の頃からゴルフを嗜んできた私としてはゴルフ人口が増えるのは嬉しい限りです。
私とゴルフについてはまたおいおい書いていこうと思っていますが少しだけ。
学生時代からゴルフを嗜んできたけど競技ゴルフに全く馴染めませんでした。
どうしても競技ゴルフ、ノンプロ界隈の雰囲気が合わなかったのです。
それでもレギュラーティならパープレイで回れるぐらいには上達しました。
国内男子ツアーだけが取り残される
ゴルフブームを牽引するように国内女子ツアーも空前の盛り上がりです。
試合数、賞金総額共に随分増えてきました。
今年は38試合で44億円に近いようです。
近年は開催日を3日から4日に伸ばすことを取り組んでいるようですね。
選手は大変でしょうけれども、試合での露出が増えるのはとても良いと思います。
さてそういう中で男子ツアーは低迷しています。
一時は20試合前半にまで減少し今年は持ち直して26試合だそうです。
賞金総額が100,000千円行かない試合や外貨建てツアーも何試合かあるようです。
なぜ、男子と女子のトーナメント数にここまで差が出たのでしょうか。
というか逆転してしまったのでしょうか。
決定的な差は選手の目線
プロアマ戦からも選手の目線の違いがわかります。
プロアマ戦はおそらく殆どの国内男女ツアーで行われているはずです。
目的はスポンサーや関係者へのおもてなしです。
当初はプロと同一組でラウンドできて間近に見れる事に大きな価値があったのではないでしょうか。
一度、取引先の計らいで女子ツアーのプロアマ戦に参加させてもらったことがあります。
取引先からすると私はお客様の立場だったので、大変なおもてなしを受けたのはある意味当然だったのですが、びっくりしたのは女子プロの選手たちの振る舞いでした。
前日のレセプションパーティーのお話です。
開幕すぐに会長からのお話がありました。
当時のJLPGAの会長は樋口久子さんでした。
樋口久子さんといえば選手としては日本女子ツアー草創期に活躍したレジェンドです。
話の前半はスポンサーへの謝辞でした。
中盤に選手へのメッセージがありました。
要約すると「あなた達がプロとして競技できるのは今目の前にいるスポンサーの皆様がいるからです。スポンサー様、ファンの皆様をないがしろにするような真似をしてはいけません。あなた達を支えてくれている皆様がいなくなったらあなた達はプロとして生きていけません。驕ってはいけません。」
といったことを割りと強めにおっしゃっていました。
楽しいレセプションパーティーの場でです。
もちろん選手たちは真剣な顔で聞いていました。
事あるごとにこのようなお話があるんだろうな、と思いました。
私はここに女子ツアーの隆盛の要因が詰まっているように感じました。
翌日のプレイでもびっくりさせてもらったのですがそれはまた次回
今回は長くなりそうなので記事を分割します。