ぼくの心境にドンピシャの作品
偶然みつけた。
『前科者1』
著者 香川まさひと・月島冬ニ
発行 小学館2018
主人公は若い女性の保護司。
実際の保護司はここまでできないだろう。マンガの世界といえばそれまで。しかし、ぼくの心境にドンピシャだった。読みながら、ぼくの活動とダブってきた。
1巻P 91
ぼくは、計算でやっているわけではない。でも、相手にはこう見えるのだろうと思った。保護観察中の家に、真夜中に走ったりする。バカに見えるかもしれないが、放っておけないのだ。
1巻P 155
そう、ぼくのポリシーは「同じ場所」に立つこと。
本人に代わって被害者に謝り行くこともあるし、裁判所で「ぼくも反省しています」証言したこともある。後日当人から手紙がきて「なんで三浦さんが謝るの?」なる。
なんでそんなことをしているのか、自分でもよくわからない。この作品には、その“答え”があるような気がする。
1巻P 220
まだ1巻しか読んでいないが、続きが楽しみだ。