五輪のプレッシャー
2010年1月30日日経新聞夕刊に掲載されたものを修正加筆したものです。
バンクーバー五輪がいよいよ2週間後に迫ってきた。スケートの高木美穂選手は若干15歳で代表選出、岡崎朋美選手と里谷多英選手はいずれも5度目の出場となる。世界に挑む中学生の姿や、何度もその重圧を経験しながらも挑戦を続ける選手たちの情熱には頭が下がる思いだ。
代表に選ばれるまでの道のりは険しく、五輪に臨む緊張感は独特なものだ。僕はつい、自分が五輪に出た時のことと重ね合わせてしまう。僕にとって五輪というのは夢の舞台であった。その思いはその競技に一生懸命に尽くし、人生をかけている選手たちにとって同様の思いであろう。
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