冒険の舞台 南極
2009年9月26日日経新聞夕刊に掲載されたものを修正加筆したものです。
「冒険旅行の隊員求む。低賃金、極寒、何ヶ月も続く漆黒の闇、絶え間ない危機、生還すら疑わしい。だが、成功すれば名誉と名声が手に入る」
これは1914年、アイルランド生まれの探検家アーネスト・シャクルトンが南極、ウェンデル海のバーゼル湾からロス海まで横断するための隊員を集めるために出した広告文だ。なんとも冒険心をそそられる文章である。20世紀初頭、南極はまさに英雄を生む冒険の世界であった。
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