2013年4月13日
ディンボチェからツクラまでの道のりは順調
ポカルデのスキー高度順化を変更、ディンボチェからエベレスト街道を通ってエベレストベースキャンプに向かうことになった。今日はディンボチェからツクラまでの道のり。ランボーカルカにいって中一日しかいなかったのに急に周りは春めいてきた。トンボやチョウチョが舞い、温度も随分と暖かくなってきた。しかし、ヒマラヤの春の訪れを感じながらも標高を上げると季節を逆行するように寒くなる。本当の春を感じるのはエベレスト登山が終わってからだろう。
ゆっくりとここまで行動、そしてポカルデまで行かなかったが、ランボーカルカにて一晩過ごし、5000m付近までいったことが結果的にとても良い順化を促したようだ。父の調子はとてもよく長い休みを間に2回とっても、出発から3時間もかからず今日の予定地であるツクラに到着した。
エベレスト街道ではツクラはディンボチェからロブチェに中間地点であり、普通は昼食か軽い休憩程度でロブチェへ直接向かう。そのため昼間は一見混んでいるように見えても、夕方には喧騒もなくなり、残るのは何人かの宿泊客のみになる。僕達が泊まるのはヤックロッジ。立派にトレッカーが泊まれるここ唯一の宿である。独占企業でありながらリニューアルを重ねていてとても綺麗だ、驕りのない企業努力を怠らないロッジだ。
ただし、ここに泊まる時は水に気をつけなければいけない。これはヒマラヤでのトレッキング中の水全般に言えるのだが硬度が高くミネラル含量過多の硬水だ。特にツクラではミネラル分が豊富らしく日本人のお腹には合わない…。僕は2日間下痢を患っているので、ここは用心して久しぶりに炭酸飲料を買って飲む。…美味しかった。
これまでの道程はとっても順調だ。
明日はロブチェに向かう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?