何!?お前の読みどないなっとんねん!引っ越した先で読めなかった地名たち
なんか喜連瓜破がトレンドに入ってるので、前に書いてたのを投稿しよう
喜連瓜破は入ってないけど、当然読めんかったぜ!
地理の成績が壊滅的、そもそも偏差値35くらいの高校卒のアホアホ、自称作家の阪𦚰治憲氏が出会った読み方が分からんかった地名たちをここに記します
ケース1:そもそも読み方が全く分からなかったパターン
【御厨】
僕「ごちゅう?おちゅう?いや、絶対ちゃうわコレ」
さすがのアホでもこれは絶対違うだろうと感じるくらいの想像しかできなかった【みくりや】
御厨で調べてみると語源は神の台所の意で神税を免除される御厨・御園という荘園ができていき、現代にも地名として残っているらしい
そもそも厨でみくりと読むことすら知らなかったのでもうお手上げですわ
【蔀屋】
僕「なに?この、なに……?」
その漢字を初めて見たパターン。さすがの俺もこれを【へや】とは読まなかった【しとみや】
蔀とは寝殿造で使用されていた建具で日光や雨風を凌ぐ板戸のことらしい。蔀屋はその蔀を作ってたところってことなのだろうか?
そもそも初めて見た漢字なのに読みが分かったのは、蔀屋の交差点で左折するからナビがちゃんとしとみやと読んでくれたから分かった
奈良県に斑鳩という地名があるが、これもそのまんま出されてたら調べようがなく、何かのきっかけでそれは【いかるが】と読むと知れたが、何も無ければ一生分からんままだったでしょう
ネット上でその文字見たら、今ならその場でドラッグして検索できるようになり便利になりました。まだスマホの影も形も無かった若かりし頃、モバゲーの小説システムで書かれた作品を読みすすめていたものの、分からん漢字が出ても調べられずノリで読み進めるしか無かった頃を思えば本当に……
自分も若い頃やらかしましたが、こうやたら難しい漢字を使いたくなる年頃ってあるんですよね
倒れたを斃れたとか、しばらくやようやくなんて別にそのままでいいのにわざわざ暫くや漸くってしてみたり……
ネット上やPCで小説などを書き始めた頃にやりがちなやつです。文字変換が容易なので難しい漢字もポンポン出せちゃうので、ついつい
でも読みやすいのが一番です。読み進めて行く中で調べられるとは言っても一々これなんだって調べるのは面倒になってきてもういいやになりかねないです。うん
話が逸れました。戻しましょう
ケース2:多分コレだろうけど確証が持てなかったパターン
【御池台】
僕「おいけだい?いや、みいけだいか」
御の読み分けがイマイチ分かっていなかったのでどう読むのか確証が持てなかったパターン
ウィキ先生によると【お】は元々マ行にのみ使われていたようだが、鎌倉時代以降は区別が無くなっていったらしい
マ行以外は【おん】だったよう。そういえば源平を題材としたゲームで御大将は【おんたいしょう】と呼ばれていたことを思い出した
【み】は神や皇室について使われるようだ。あとはキリスト教関連
昔キリスト教会のクリスマスに行ったとき、イエス・キリストを救いの御子と言ってたのを思い出した
【ご】とか【ぎょ】もあるが、それは割愛。さすがの俺でもごいけだいとかぎょいけだいとは思わなかったので
パターン3:推察した読みがどれも自分の中でしっくりとは来なかった
【倉治】
僕「くらじ?そうじ?くらはる……はちゃうな」
どうにも自分の中でどれもしっくり来る読みではなかった【くらじ】
倉治に住んでる人、すまんな
パターン4:調子乗ってたら間違ってるパターン
【大庭寺】
僕「楽音寺はがくおんじ!六万寺はろくまんじ!法隆寺はもちろんほうりゅうじ!大庭寺?そりゃあたいていじとかだいていじやろ?え?おおばでら!?」
寺って付くと大抵は音読みになるからと調子乗ってたら違ってたパターンの【おおばでら】
その隣には放出(はなてん)、枚方(ひらかた)ばりの変化球、上神谷(にわだに)なる地名もあるゾ
なんでパターンに入れてないって?大庭寺調べて初めて知ったからや!
枚方は難読と思う前にひらパー行ってたから知ってた、放出も難読地名として有名過ぎて騙される前から知ってたので言うなれば番外編、先に知ってたから読めたパターンですな
パターン5:自分の浅い知識が先入観になって分からなかった
【土師町】
僕「声優の土師さんは【はし】さん、土師ノ里駅は【はじのさと】駅。そのどっちかなんやろうけど……は?これ【はぜ】って読むん!?」
読み方が多かったけどその一部だけ知ってて、その中から選んでみたら別の読みだったパターン
名字だとはじ,はぜ,はし,はせ,どし,ともろ,とし,つちもと,つちし,つちもろとすげえ量だった
知ってた中で多いなと思ったのが新垣(あらかき,しんがき,あらがき,にいがき,しんかき,あらかち)さんだったが、上には上が居る
新垣さんって目にしたことある有名人が結構多かった
新垣渚(あらかきなぎさ)【元プロ野球選手】
新垣結衣(あらがきゆい)【女優】
新垣里沙(にいがきりさ)【元モーニング娘、女優】
新垣隆(にいがきたかし)【作曲家】
日本で一番読み方の多い名字ってどなたなんだろうね
新垣隆さん、どこで勘違いしてたのか【しんがき】さんと思ってたが、【にいがき】さんだったんだな
ゴーストライターとして曲を提供していた佐村河内守の名前を初めて見た時は【さむらかわちのかみ】とかいう芸人とか役者でも居るのかと思ったのをよく覚えている
【尼崎難波】
僕「あまがさきなんばでしょ?は?なにわ!?お前なんばって書いてなにわって読むん?浪速でなにわも大抵分からん読みやけど、これホンマかおい!?ホンマやったわ……」
難波と書いて【なにわ】と読む地名
これは本当に騙された
間違ってるんとちゃうの?と仕事中に思わずググって、マジでそうやったからホンマに驚いた
調べてみると古代から難波は浪速と共に【なにわ】と読んでたみたいで、それが残っている模様
まあ難読地名は昔からの名残がほとんどなイメージがありますが
近畿各地にある柏原も似たようなヤツ
我が地元滋賀の柏原(かしわばら)
大阪の柏原(かしわら)
はともかくとして
兵庫の柏原(かいばら)
京都の柏原(かせばら)
は中々の変化球
以上、他にもあったような気もしますが、今思い出せる限りで読めなかった難読地名さんたちでした