ドルガバ騒動と芥川龍之介

テストも兼ねて、スマホから初投稿。

 ドルガバ騒動についての詳細はここでは書きませんが、創業デザイナーの二人が謝罪したことで、一応騒動の区切りはついたのかなと思います。許されるかどうかは別として。

 この件については、とにかく抗議の仕方が徹底しているなと感じました。
 それで思い浮かんだのが、芥川龍之介が当時の中国人のとある行動について語ったエピソードです。

 それは当時の中国人が、日本への抗議のために行った日本製品の不買運動を芥川龍之介が称えた、というものです。

 抗議のためとは言え、日本のモノをまったく買わない、というのはなかなか出来ることじゃない、中国人はたいしたものだなぁ、と芥川龍之介は語ったといいます。

 確かに中国への抗議のために中国製品をまったく買わないというのは、特に現代の日本人にはムリだと思います。まず中国製品を買わないと生きてゆけませんからね。
 そして、一致団結してそれを行うということもムリです。ちょっとくらい買ってもいいよね?という人が多数出てくるでしょう。

 なので、やはり同じアジア人でも中国人と我々日本人は違う人種なのだなぁと強く考えさせられる事件でした。

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