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モノの価値はお金で変わるけど人間の価値は年収に比例しない
私はあまり「安いこと」に価値を見いださない。
探せばいくらでも安いものはあるけど、安いものには安いなりの理由があり、品質がいまいちだったりアフターサービスがついてなかったり、結局、満足度も低いだろう。
あちこち探し回ったり、ネットで見つけた賞品が本当にいいものかどうかコメントを読み込んで確認する手間を考えたら、行きつけのお店で気に入ったものを買うほうがいい。
そして、やっぱり、値段が高いものにはそれなりの価値がある。
ところで、人間はそうでもない。
いい家に生まれてきちんとした教育を受けて仕事もうまくいっている人と、親がその責務を果たしていない家に生まれて義務教育もろくに受けずに育った人とは確かに違うかもしれないが、必ずしも年収とその人が持つ人間性は比例しない。
たまたま持っている能力に高い価値が付き、たくさん稼げる人がいる一方で、対したお金にはならなくても、自分のできることを顧客のために誠実にこなす人もいる。
また、なにより違うのは、ものは別のものに作り変えられることはないが、人は今とは違う自分に変わることができることだ。
例えば骨董屋で買った器が有名作家のものだと分かり破格の価値がつくことがあったとしても、それがもともとその値段であって、100円ショップで売られているものが、使い込んでいくうちに1万円の値段がつくことはない。
しかし、人間は違う。
どんなに今、「価値のない人」と思われていたとしても、その人の努力次第で価値を高めることができるし、ある人にとっては価値が見いだせなくても、誰かにとって、欠くことのできない存在になることもできる。
それは自分次第なのだ。
そして、変われるのに年齢やその人が今持っている地位や資質は関係ない。
昨日はおやすみでしたので、有料部分はありません。