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お金は必要だけどお金のために生きたくはない
AV業界がこれからどうなるからまだ分からないが、中村淳彦さんがツイッターで訴えているように、業界トップの人がどう発言するかで、今後の行方が変わってくるかもしれない。
しかし、AVやエロが好きでこの業界に携わるようになったのではなく、「金儲けのにおい」を嗅ぎ付けて参入したのであれば、すでに旨味の少なくなった業界なのことなんてどうでもいいのかもしれない。
こういう人たちは「お金儲けをすること」より「儲かりそうな事業を人より早く取り組んで、多くの収益をあげ、その資金で別の事業を始める」ことに楽しみを見いだして、自分の人生を掛けてきていると思うので、その生き方を否定しない。
AVを見放したとしても、それは「エロだから」と見下しているのではなく、単に「儲からない」という経営者的な判断でその決断を下すのだと思うし。
お金が何かを選ぶ判断基準になっているのは、経営者や起業家だけでなく、また「お金が欲しいから」と嫌々ながら「エロ産業に身を置く」女性たちだけではなく、どんな人だって同じことだ。
Aという企業とBという企業、好きなことができそうな会社はAだけど、Bの方がはるかに給料が高いというときに、好きなことができる道を選べるのはどれぐらいいるだろうか?
そして、この私も……
いや、お金にはならなくても「好きなことができる道」を選ぶべきか、実は迷っているのである。
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