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愚痴を吐く場所と不特定多数に伝えたいこと

能町みね子さんのことツイートがおもしろかったのだけど、確かに私は愚痴的なことはツイッターに書かないずに彼氏にラインしている。

腹が立ったり愚痴りたかったり要は慰められたいときに私はすぐツイッターとかに書いてしまいがちだけど、みんななんで書かないの?と考えてみて恐ろしいことに気づいたのだけど、まさかみんな、夫や妻や恋人や友達や家族など生身の人間に言ってるのか……まさかそんな人たちが世の中の多数派なのか

あと、友人のライターに「こんなおかしいことあったよ」とネタになりそうなことを報告したりしているけど、例えば「延々1時間以上、メールでやり取りしている人が『お金ないから70分でいい?』と言ってきたが、いや、もう70分以上経ってるがな」なんてことは、ネタの提供というより、愚痴になってしまっているかもしれない。

彼氏には朝、仕事に行く途中に「今日は予約が入っている😃/入ってない😢」、帰りに「今日は2件行けてよかった!」とか、休みの日には「○○があるので休み」とか、毎日連絡をしている。

「恋人同士と言うより、風俗嬢とスカウトのやり取りみたいだ」と言われたことがあるが、彼が「がんばって」「仕事入るよ」と言ってもらえるのを励みにしている。

では、ツイッターなど公に公表することは何を発信しているかというと、「おもしろいこと」、それも「笑いが取れる」というより、珍しいこと、ひととは違うことをつぶやいている。

自分の行くツイートをするときもそうだし、誰かのツイートに被せて引用リツイートをするときも「この人はこう言っているが、私はこう思う」「こういう考えもあるよ」ということを伝えたくてリツイートしているのだ。

「ツイート主と違う意見を言って、議論してうまく返せないなら、引用リツイートするな」と叱られたこともあるが、私はどちらが正しいとかではなく、こういう意見もあると言いたいだけなので、怒られない限り、そうしている。

別に愚痴でもいいんだけも、みんなが思っていることや、同意され「いいね」をたくさんもらえそうなことではなくて、私は「こんなこと考えている人もいるよ」と伝いたいだけなのだ。

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