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「ネット」はフリースペースか?それとも「ストレスはたまるけど所属しなければならない場所」なのか
サッカー選手の本田圭佑さんのツイートが炎上していると聞いていたが、どうやら自殺する若者に対して、「他人のせいにするな!政治のせいにするな!!生きてることに感謝し、両親に感謝しないといけない。今やってることが嫌ならやめればいいから。成功に囚われるな!成長に囚われろ!!」とつぶやいたことが原因だったらしく、たかがこんなことぐらいでとおかしくなった。
よく「何が書いてあるか」より「誰かも言ったか」が重要ということを聞くが、無名の人のつぶやきならスルーされることが、「サッカーの有名選手」の発言だったために、騒ぎが大きくなったのであろう。
そもそも、「若者の死因で最も多いのは自殺」ということも、事故や病気で死ぬ人が少ないからで、「自殺がトップ」なのは悪いことではないと思う。
たた、学校でのいじめによる自殺など、若者を狭い価値観のなかに押し込めることが、同級生をいじめずにはおれないストレスをためてしまうことになるし、自殺を選ぶ子供も「学校以外の自分の居場所」がないからだ。
「ネット」も家にいて、引きこもっていても世界中の人と繋がれる、有益なツールで、多くの人から認められる「場所」にもなる。
しかし、このような言葉ひとつで炎上を起こしてしまうことを考えたら、「学校みたいなストレスがないたまる場所」がひとつ増えただけなのかもしれない。