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ネットでできること、リアルでしかできないこと

昨日は坂爪ゼミの発表会に出席するため、上京した。

坂爪ゼミは「新しい『性の公共』を作るための本を書く」目的のゼミで、オンラインサロンでもあるから、ネットを通じて、自分の書いたものを発表して講師や同じゼミ生からの意見やアドバイスをもらうという方式でもよさそうだけど、今のところ、月1回、渋谷の会場でゼミを行う予定だ。

地方在住者もいるし、他のオンラインサロンのセミナーみたいにネット中継があればと思っていたら、今回は運営会社の方がネット配信をしてくれていた。

でも、物理的な距離の問題ではなく、この時間に別の用事があって来られない人ばかりだったようで視聴者はいなかったようだ。

セミナーの大半をサロン主催者やゲストスピーカーが話すだけなら「オンライン視聴」や1週間だけ配信されている「タイムシフト視聴」でも会場に行って話を聞くのもそんなに違いはないだろうが、このゼミはゼミ生が自分の課題を発表して、主催者や他のゼミ生からコメントをいただくという方式なので、「その場にいる」ことが大切になる。

それに、ゼミ終了後、他のゼミ生との交流するのもすごく貴重な時間だった。

進んでいるオンラインでは、セミナー時会場とに地方の会員とネットを通して繋がり交流できているサロンもあるようだ。

それでも、それでもその場にいなければできないことがある。

そのあと久しぶりに上野公園に行き、美術鑑賞を楽しんだあと、テラスで早めのディナーをとった。

新緑の気配を感じながら、絶妙なソースに舌鼓を打つのは、この場に行ってしか味わえないことなのだ。

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