就活生の皆さんに贈るバラッド
私が所属するトライバルメディアハウスでは、
通年でインターン生を募集しています。
私も立場上、面接やアドバイスをする機会があるのですが、先日、インターンの子達とランチをしたとき、こんな質問を受けました。
「残りの学生生活 どんなことをしたり、どんなことを学んだ方がいいですか?」
この時は、ざっくりと答えましたが、
就活生の皆さんへのアドバイスとして、自分自身の思考の整理として、ここに書こう思います。
私のアドバイスはズバリ!
「リアルな学生としての消費者目線とそれを産み出す企業側の目線、この二つの視点を行ったり来たりして考えると、今と違った世界が見えるかもしれないよ。」
こんなことを伝えたりします。
私がお会いする学生さんは、
必ず弊社(デジマの会社)に入って頂けるわけではありませんし、全然違う業界に行くかもしれません。
それでもこのアドバイスは、これから社会人として新たな一歩を踏み出す皆さんの思考を深めるものだと思っているのでぜひ試してもらいたいです。
例えば、それが自分が好きなファッションブランドだとすると、学生である皆さんは、一人の消費者として、ファンとしてそのブランドを購入しているかと思います。
じゃあ、これから社会に出るときの準備として、消費者とは反対側の視点(ビジネスサイドの視点)で考えてみることで、今後の就職活動する上で、企業の商材だったり、サービスの見え方が、今までとは全然変わってくると思うし、良い訓練になると思うのです。
言い換えると、これらはデザイン思考のアプローチとも言えます。
思考のサンプルとして、
●なぜこのブランドが好きなのか?好きになったきっかけは?
→ブランドとの1stコンタクト
●このブランドの情報を、どうやって取得している?
→情報取得導線
●逆に、好きだけどちょっと物足りないことは?
→ブランドの改善事項
などなど、
あたかも自分が、マーケッターにでもなった気分で自分が好きなブランドやサービスのことを、ビジネス視点で自分自身で考えてみる、そんな癖をつけると、デザイン思考が身につくきっかけになるかと思うのです。
ちなみに、私は日々の生活の中で、こんなことをやっています。
1)10点満点で、点数をつける。
私はラーメンが好きなので、色々な店のラーメンを食べ歩きますが、
その時、Instagramで以下のように点数をつけています。
滅多に8/10点以上を出さないようにしてますので、この8.5点は、本当に美味しかったことを表す最上級の評価です。
基本的には自分の舌と感覚をフラットにして
自分軸での旨いか不味いかのインプレッションを点数にするようにしてます。
そうすることで、色々な店で食べ歩いていく中でも、点数を指標にすることで、自分軸がブレなくなります。(まああくまで個人的な主観なんですけどね)
これ業務でも同じことが言えて、
例えばデザインの判断しなくてはいけない時、判断軸を日ごろから自分に持つことで、デザインという抽象的なものを判断する力、評価する力が身につくと思っています。
2)ブランドを試す
実際にあった事ですが、
大好きなブランドのシャツが購入して2ヶ月、5回くらいしか着ていなかったのに毛玉だらけになりました。そのブランドは、アウトドアを生業とするブランドなので、シャツなども、毎日ガシガシ着ても、アイロンかけずに、いい感じに着れることを期待して買ったものでしたが、毛玉だらけの残念な結果に。
残念な気持ちもありますが、ブランド側がどういう対応をしてくれるのか?という興味が上回り、ダメ元でブランド側にクレームを入れてみたんです。結果として、なんとメーカー側が、快く非を認め、全額返金してくれました。(※私は決してクレーマーではないですよw※)
この件で、私はこのブランドへの熱狂度がもっと上がるわけです。
そしてまんまと返金額でまた同ブランドのものを買うわけです。w
ちなみに私はロイヤルカスタマーであり熱狂顧客なので年間コンスタントに10万円以上購入しているし、妻にも影響を与えているから、夫婦子供合わせると年間結構な金額を献上していることになりますね...
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ということで、あっちこっち話がいきましたが、、、
修活生の皆さんへの応援アドバイスということで日常で試すことができる、消費者サイド、ビジネスサイドの両視点で考えるデザイン思考の訓練をオススメするというお話でございました。
ぜひ、参考にして頂けますと幸いです。
人生の方向性を決めるかもしれない就職活動、後悔なきよう頑張ってください!そして、トライバルメディアハウスでお会いできることがあればうれしい限りです。ぜひ応募してみてくださいね~!