コメディ野生生物写真賞2020 (6)・傑作選
今日からはきのうの優勝作品に続く傑作選のお知らせです。
傑作 No.2:「どの年齢にとっても、楽しいこと」byトマス・ビジャヤン (昨日の大賞「カメのテリー」を135ポイントとして)114 ポイント
友だち(あるいは兄弟)のしっぽを借りて楽しそうにブランコする子ザル。自分たちのしっぽをつかまれ身動きできない上の2匹は戸惑っているのかしら。右の中年猿が「ほら、チビがあんなに喜んでいるのだから、お前たちは我慢しなさいよ」といってるかのようです。
以前にこの写真を初めてパッと見たとき私はここまでは読みとれませんでした。受賞発表前にエントリー作品によせたマイコメント (固定記事中)がいかにテキトーであるか、皆さん笑えると思います。
きのうの大賞作品にしても見た人の感想は様々で、「カメのテリー頑張れ!」という方もいれば「海のヌシだ~い!という威張りんぼうのカメ」と思った方もいらっしゃいました。
そこが写真の面白いところ!撮影者の手を離れたとたんに1人歩きし始めるのですね~ときには予想外の波紋を広げながら。
傑作 No.3:「スマイリー」by アーサー・ティーメン 106 ポイント
この写真を最初に見た時(今もだが)頭に浮かぶのは、ディズニー映画「ファインディング ニモ」に出てくるドリー。ナンヨウハギのメスで、吹替は室井滋さんでした。
どんなときもとても明るく前向きでノー天気なドリー、大好きです!極度の忘れん坊なところも共感を抱かせる。Smiley=にこやかな、ってタイトルどおり。
なので「ドリー、色を変えたの?」とか「この魚が使っているデンタル製品を知りたいです」ってコメントに頷けます。
ヘッダー写真は:No.15 「ザ・レース」by Yevhen Samuchenko
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