世界のスーパーモデル猫(4)~ベンガル
エメラルドグリーンの目でじっと見つめるヘッダー画像は、ベンガル猫のトールくんです。
アジア南部の森林にいたベンガルヤマネコと家猫との交配を重ねてきたベンガル猫は、まだ野生のDNAがけっこう残っているため、独特の気質をしています。
ちなみに西表島に生息するわが国の天然記念物で絶滅危惧種の「イリオモテヤマネコ」は、ベンガルヤマネコの亜種だそうです。
昨年1月に同シリーズで世界の美猫記事を数回投稿したことがあったので、その続きを投稿したいと思います。
下のロシアンブルーの記事を書いた頃は、その名の国が1年後にこんな暴挙に出るとは夢にも思っていませんでした。
ベンガルは猫のくせに水遊びがお手のもので、運動量は半端じゃないので、小さい頃からの躾が大事なんだそうです。
そしてもちろん最も素晴らしい特徴はその毛色・・大理石や縞模様のコートで、黒や灰色、砂色から緋色までさまざまな色合いです。
「私はまちがいなくトールのしもべですわ。」と、ベルギー人の飼主さんは言う。
「彼が鳴いたらいつでも、喜んで仕える準備ができています。トールはとても活発で愛らしい猫なの!」
「でも鳴き声に私が答えなければ、彼は腹を立てるの。」
「寝る前はいつも夢中になって壁に登ります、まるで眠りたくない子供のように」
「けれど数分後には寝落ちするの。」
「誰かが訪問すると他の家猫のように逃げることはないけど、それが何者なのかチェックしようと臭いを嗅ぎに行きます。」
「そしてもし気に入ったなら大きな声でニャー!と鳴くのよ。」