小さな旅・思い立つ旅|夏はやっぱり山へ行こう[立山連峰・大山・富士箱根]
山は遠くから眺めるだけでも楽しめる
「山へ行こう」と言ってしまうと、登山をするか、少なくとも山麓まではいかないと、、と思ってしまう。「山は山の中に入ってこそ」というのも、もちろんわかる。だけど、山の楽しみ方は千差万別。
遠くからでも眺めることはできる
遠いからこそ、体験できる絶景もある
と、いうことで、氷見、鳥取、箱根から眺める山を3つご紹介。オーベルジュでワインを堪能したり、写真や絵画を鑑賞したり、屋外彫刻を体験したり。山+αで楽しめる山の旅。
山はいつだってそこにある。
山岳信仰とは?
日本では古来より、アミニズムとして山を神聖視し崇拝の対象とする信仰がある。山の恵みや雄大さ、厳しさに恐れ敬う感情から発展した宗教形態と言われている。
そんな山岳信仰や信仰登山の盛んな7つの山として「日本七霊山」なるものをWikipediaで見つける。
今回選定した立山、大山、富士山はいずれも七霊山のひとつ。なので、眺めるだけでなく、パワースポットとしてもおすすめということでしょう。
山の日は過ぎてしまったけれど、七霊山へ行ってみるのもいいのでは?
SAYS FARM|立山連峰
富山湾と立山連峰をうっすら望むワイナリー
氷見の海を眺めながら、丘へ登る細い道を進んでいくと突如現れるブドウ畑と小さな建物。敷地内には野菜畑や鶏やヤギの小屋に、レストランに宿もある。
豊かな海や山は“富山の天然の冷蔵庫”
レストランで使うのは、基本的にファーム内の食材に、富山湾の魚。そして富山県産の肉類。目の前にあるものでつくられた料理と、そこでつくられたワイン。そして、富山湾の先には、うっすらと立山連峰が見える。
1組限定のゲストハウス、暮らしの道具や農場産の加工食品などを販売するショップもあり、最高のドメーヌ。
植田正治写真美術館|大山
大山の麓にある高松伸の最高傑作
世界的な写真家 植田正治の美術館であり、大山をより美しくみることができる建築でもある。植田正治の写真を想起させる佇まいの建築は、写真と建築と大山が渾然一体となって来館者を圧倒する存在。
建物の前庭に出ると、もう大山しか視界には入らない。
建築家 高松伸の設計の中で、意外?にも環境に真摯に向き合った珍しい建築。ついつい前庭で、植田正治っぽい写真を撮りたくなってしまう。。
彫刻の森美術館+ポーラ美術館|富士箱根
箱根から富士山を眺める贅沢さ
箱根にはいいところが盛りだくさん。中でも彫刻の森とポーラ美術館はアートと建築と自然に親しめる最高の環境が整っている。その上、箱根からは富士山まで眺めることができる。
こんな場所が東京から日帰り圏内にあるのは、関西在住の身からすると、とても羨ましい限り。。
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