小さな旅・思い立つ旅|心惹かれる島旅へ[淡路島、竹生島、木浜、友ヶ島]
淡路島と琵琶湖はどちらが大きいか?
とても有名な話題なので、知っている人は多いかと。でも、カタチも似ているので、向きを回転して並べると、案外どちらが淡路島で、どちらが琵琶湖か関西人でもわからない。
日本は島国。大小の島々から成り立っていて、その数なんと6847。島それぞれに異なる風景があり、風土があり、文化がある。
そんな心惹かれる島旅で、淡路島と琵琶湖の魅力に浸ってみるのいいのでは?という話。
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ちなみに、淡路島が595km2で、琵琶湖が670km2。比較の画像で→の向きが北を示しているので、回転すれば見慣れたカタチに見えるはず。
淡路島より琵琶湖が大きい。これが答え。
淡路島(①)、琵琶湖に浮かぶ竹生島(②)、琵琶湖の人工島、木浜(③)、淡路島の東隣の友ヶ島(④)。
4つの島を巡る、島旅へ。
大陸から見る日本
北海道、本州、四国、九州、沖縄。
この5島を除けば、淡路島が一番大きいと思ったら大きな間違い。北方領土の択捉島と国後島があり、次に新潟の佐渡島。さらに、鹿児島の奄美大島、長崎の対馬島と続き、ようやく次に淡路島。日本には大きな島がとても多い。
そんな日本を逆さまにする。
ユーラシア大陸を下にして、東アジアをみると、日本だけでなく、東南アジアも含めて無数の島々が大陸のまわりを覆っている。大陸から見ると日本海ってほぼ湖。。
中国の視点から見た時、太平洋に出ようと思っても、左は日本列島で出口を塞がれ、右は東南アジアで塞がれている。
唯一の出口は台湾のみ。
中国にとって台湾はとても重要なポイントで、だからニュースになることも多いのか、と妙に納得してしまう。で、その出口の両サイドにあるのが、沖縄とフィリピン。
そう、米軍基地があるところ。そして、台湾の先にあるのはグアム。もちろんそこにも基地がある。
なんとも奥が深い。。
淡路島|①
禅坊 靖寧
森に浮かぶ禅の宿
予約制なのでアポ無しで入ることはできなかったけど、淡路島の大自然を大パノラマで体感できる話題の宿。森の中に浮かんでいるように建つ姿は圧巻。
若人の広場公園
鳴門海峡、四国まで見渡すことができる大絶景が堪能できる場所。世界的建築家 丹下健三による設計。天気の良い日にぜひ。
竹生島|②
古くより神様が棲む島として人々の信仰を集める。周囲およそ約2km、神社仏閣と一体化する小さな島で、最強のパワースポット。
木浜|③
佐川美術館
琵琶湖の人工島にある美術館。水盤に浮かぶ建物と水盤の下に広がる大空間。人工島なので、周辺環境はとっても味気ない。大して内部に広がる建築美が圧倒的。
友ヶ島|④
自然と廃墟が融合する神秘の島。ジブリ映画『天空の城ラピュタ』の世界に迷い込んだかのような「砲台跡」や、大パノラマを望める展望台あり。想像以上に山登りがあるので、案外歩くけど、、
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