ダークサイドから思うこと

どんな物語でも、主人公よりもダークサイドな人が気になる私。

それも悪ければ悪いほど。

この人がそこに至るまでのストーリーが気になって仕方ない。

鬼滅の刃を見ていて。

沢山の鬼が出てくる。元は みんな人間だ…

強靭な鬼になればなるほど、その悲しみは深い…

 

物語の中だけでなく。

普段生活している中でも、この人はどうして こうなったのだろう…と思うことがある。 

他の人なら、あーもう面倒くさいなぁ〜って放り投げる所を私は、なんでか、そうできない。

この人の根底に流れているものはなんだろう…

気になる。 

本人も忘れているような深い悲しみなのか…

鬼滅の刃では、鬼になった人達は、大切にしていた自分の価値観を傷つけられたり、大切にしていた人を傷つけられたり、突然その幸せを奪われたり。

自分が愛でていたもの。

自分が守りたかったもの。

そこに向けていた愛のエネルギーが行き場を失って、どんどん膨らんで、暴発する。

元は愛のエネルギーだった。

それは形を変え、矛先を変え、自らも壊してしまうほどの負のエネルギーとなる。 

でも。本人の中では、圧倒的な正義がある。

だからこそ、自分が負のエネルギーに変化している事に気づけない…

自分と少しでも違う価値観は、受け入れられないのだ…

でも。

元は愛のエネルギーだ。

色や形や匂いを変えた愛のエネルギー。

私は、そこを感じずにはいられないのかもしれない。

愛おしく思えるのだ。

強制的に変化させることは出来ないけど、求められるのなら、そっと寄り添いたいと思う。

でも。

時には、強制的に誘導することもある。それは、その時の流れだけど。

あまりにも痛々しく、本人も気付かない程であるならば、荒療治に出る…

それが、今のこの地球に起こっている出来事でもあるように感じる。

地球は今まで、愛をもって私たちを受け入れてくれた。

優しく慈愛をもって。

そこに甘えすぎたのかもしれない。

本質に向き合えるように。

もうそこから目を逸らせないように。

恐れや不安。悲しみや憎しみ。後悔や懺悔。

負のエネルギーをちゃんと認識し味わってから

美しい色美しい形馨しい匂いのエネルギーに戻っていけるように。

美しいエネルギーで私達が満ちるように。

これは、もう愛でしかない…

私たちに今できること。

本質に帰ること。

ひとつに繋がっていることを思い出すこと…。

 

ダークサイドから思うこと。

書いていたら、コロナに繋がりました…

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沢山の亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

御家族の悲しみ、お悔やみ申し上げます。

そして、医療従事者の皆様、感謝致します。

1日も早い収束を祈ります。


 





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