インタビューをやってみた

日本仕事百貨主催「文章で生きるゼミ」の前半6回(ゲストトーク)が終了し、後半戦は、日本仕事百貨代表のナカムラケンタさんのインタビュー記事を作っていく80のコツを少しずつ紹介しつつ、受講者も実際に受講者同士でインタビューをやってみたり、文章を書いてみる、という実践編に突入した。

ナカムラケンタさんのコツ伝授編は、インタビューする際の席順といった細かい点もあったが、一貫していたのは、インタビュイーにどうやったら自然体で気持ちよくしゃべってもらえるか、ということ、そこからインタビュイーが伝えたい根っこをつかむこと、これを一番大事にしているように感じた。

そのうえで、そのインタビュー記事を伝えたい読者を想像し、そして頭の中で編集し、話し手、読み手、書き手のバランスを取りながらインタビューを進めていく。そして合間に相手の素の表情を引き出す写真まで撮る。(日本仕事百貨では、インタビュアーとカメラマンを一人でやる)かなり高度なスキルだな~と思いながら聞いていた。

あとは、インタビューは「現在→過去→未来の順番で聞く」というコツについては、よく自分が聞くラジオの一つ(市川紗椰のORIENT STAR TIME and TIDE)のゲストトークも確かにこの順番で聞いてるな~と思ったり。面白かった。

そして肝心のインタビュー。今回のテーマは「好きな食べ物」。2人一組になって10分間のインタビュー。すごくライトなテーマだけに、どう話を広げるか、そこから相手のどんなエピソードを引き出すか、地味に難しい。たった10分間だけど長く感じた。でも「好きな食べ物」を普段食べているもの、最近挑戦して発見のあった食べ物、母の味父の味とか、色んな角度で聞けて面白かった。


ゼミ終了後は文字起こし。
最近は便利なツールがあって、CLOVA NOTEというアプリでは、録音しつつ議事録もとってくれるので、文字起こし自体は昔よりずっと楽なのだと思う。ただ、その雰囲気や行間を伝えるのは機械にはできないので、そこを「…」を使ったり「(笑)」を使ったりして、その場の雰囲気を極力再現するように試みる。

けど、話し言葉だからか、文章化するとなんか小恥ずかしいというか、書き言葉になおしたくなるけど。とりあえずそのまま文字化せよ、という指示だったので、まずは仰せのとおりに。

次回のゼミではこれをベースにどう記事化していくかを習うのかな。
楽しみだ。

来週もこうご期待!




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