「文章で生きるゼミ」に参加してみた。

久しぶりにnoteへ寄稿してみる。

ご無沙汰になってしまったのは、簡単に言ってしまえば「ミドルクライシス」的な奴で。「40になっていまやっている仕事の意義」とか「これからどこに向かっていきたいのだろう?」的な悩みにドツボにはまり、悩み悩み悩み、沈み沈み沈み、右往左往して、少し浮上して、いろんな人のアドバイスを聞き、いろんな人がいろんなこと言うから分からなくなり(笑)、40になって「不惑」どころか「惑惑(わくわく)」していて(苦笑)。まぁその話は、長くなるので、もうちょっと自分の中で整理ついて、落ち着いてからアウトプットしたいなと思ってるのだけど。

そうした右往左往する中で、自分がfacebookやこのnoteで発信してきた文章について、ちゃんと学びたいなと思って、日本仕事百貨さんの主催している「文章で生きるゼミ」(3か月程度)に参加することにし。その初回講義がちょうど今日あって。講義詳細はネタバレになるのであまり書けないのだけど。やっぱり、ゼミで文章のコツや考え方を学ぶことはできても、アウトプットしてなんぼだよね、という講師の発言もあり。ここでnote再開しなきゃ嘘だろう、ということで久々にnoteを開いてみたというわけ。

講義はオムニバス形式で、色んなメディアの編集長だったり、時代をさきどるライターの人たちが、毎週変わる変わる来てくれて、ご自身の経験をもとに、ライター業やライティングする上で普段意識していることについて語ってくれて、質疑応答できる形式。講義も6~7回目以降になると、課題も出て、それを自身でアウトプットしてみる、ということもあるみたい。

10.15 tue – 1.14 tue 文章で生きるゼミ / しごとゼミ / 日本仕事百貨 (shigoto100.com)

今日初めての講義を受けて、ライティングの修行として、やってみたら面白いのでは?と言われたのが、2つ。
・今日の講義の感想を3パターン書いてみる。
・自己紹介を会う人に合わせて違うパターンでしてみる。

とりあえず、講義の3つの感想にトライしてみようと思う。

① 第1回講師は、「マガジンハウスこここ~福祉を訪ねる~」の編集長をされている中田一会さんという方。企業や財団法人などでPR業務をし、その後、独立されて、今は福祉の方でWEBマガジンなどの編集長をされている方。
中田一会 | こここ (co-coco.jp)

中田さんからの教えで一番ぐっと来たのは、こんなメッセージだった。
「文章を書くうえで、一番最初の起点は何に対してどう感じるか」なんです。私の場合「怒り」という感情が最初に来ることが多い。例えば「あれだけダイバーシティーを声高に叫んでいた世間が、コロナで一気に閉鎖的になってしまったこととか、プンプン怒っちゃって(笑)。でも怒りをそのまま文章にしても、誰も読みたがらない。だから、それを誰にどういう形で伝えたら、何が解決できるのかな~と考えて構成を考え、組み立てて、文章に起こすんです。でもその最初の感情が、自分の価値観であり、それを薄めちゃうと誰でもかけちゃう文章になるから、そういう感情を自分の軸として大事にしながら、でも、押し付けにならないように、誰に向けてどこまでギリギリの線を攻めていくか考えるのが楽しい。(中田さん談。若干うるおぼえです。笑)

文章を書く上で、世の中のどこにアンテナを張り、何を自分は感じていて。
それを誰に対してどういうメッセージとして伝えたいのか。インプットとアウトプット、そしてその間をつなぐバランス感。難しいな~。これまでの自分のnoteは、ついつい、読み手を無視して、自分の価値観を押し付けがちだな、と反省したり、学びが多い一日だった。次回以降にもこうご期待。

② 今回の講座の参加者は、オフラインが25名程度、オンラインが45名程度。自分が講座を知った時にはすでにオフラインが定員でいっぱいだったので、やむなくオンラインにした。

オンラインは、オフラインのような会場や講師の雰囲気を感じることはできないけれど、オンラインでもチャットで質問したりできるし、時間をずらしてアーカイブで見ることもできるので、地方居住者や仕事が忙しい方にはぴったりの受講スタイルだった。

また講義が終わると、事務局の方の好意で、初回はオンラインの人も懇親できるように、オンライン懇親会場もgoogle meetで設けてくれたので、グループに分かれて10名程度とは自己紹介して知り合うこともできた。

皆さん、仕事も色々で「子供への野外教育」や、「地域まちおこし隊」等の仕事をする中で、文章を外に向けて発信する方もいれば、私みたいに趣味で文章を発信している人もいて色々。(年齢層は20~30代で女性が多かったイメージ)

今後毎回講義後に、オンラインでも交流できる場は用意してくださるようなので、どんな感じになるかわからないけど、無理ない範囲で交流もしていきたい。

③今回のゼミを企画している日本仕事百貨さんは、カテゴリーでいうと求人サイトの一つになると思う。ただ、その立ち位置は唯一無二で、いわゆる仕事の条件面(給与や休み、その他条件)で仕事を検索するのではなく、実際にそこで働く人の声や顔、その場の雰囲気、そしてその職場が大事にしている価値観、その他ポジティブからネガティブなことまで、仕事をさらけだして、(長文で)紹介し、その価値観と合った人たちをマッチングするサイトだ。求人の期間が終わったあとも、そのサイトにその求人は残り続けていて、「世の中にはいろんな仕事があって、色んな働き方生き方があるんだ」ということを発信している。なので、実際に転職を考えている人も、考えてない人も読み物として読んでいる人が多い、稀有なサイトだ。

そしてそんな会社だからこそ、取材やライティングをとても大事にしていて、そのライティング技術を、外部の力も借りながら、一般の人やこれからライティングの世界に足を踏み入れる人にも伝えようという、今回の「文章で生きるゼミ」講座開設にもつながっている。

「一つの仕事が地続きで広がっていく」ってとてもステキだ。自分は大企業にいるので、総合職として、なかなか点と点がつながりづらかったり、逆に広がりを意図的に作るのが難しかったりするけど。私生活も含めて、自分の働き方生き方のありたい姿を描き、形にして、ライフシフトしていきたいな~と思う今日この頃

とはいえ、毎日の仕事にいまいちやりがいを感じられず、日々悩む40歳男子。(今年厄年なんだけど、関係あるのかな~?)苦笑




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