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一緒に混乱し、一緒に抜ける

引越して1ヶ月の時、不安をnoteに書いた。


長女が新しい保育園に馴染めず不安定になっていた。

あれから2ヶ月。
長女は一変していた。

保育園楽しい。
お友達の名前が話に出てくる。
妹を叩いたり、引っ掻いたりするのが収まる。

4歳なったこと、鉄分を取り出したこと。
なんてことは些細なことで彼女自身の力で環境に適応したのだ。


野本響子さんの著書、『子供が教育を選ぶ時代へ』にこんなことが書かれていた。

(記憶を頼りに書いてます。引用できずすみません。)

海外ではあえて今までやっていた習い事をやめて新しいことをする。
それは精神的柔軟性を育てるため。

解凍、混乱、再凍結という流れ。

解凍
新しいルールを覚える。

混乱
これまでのルールが通用せず、自分の中で混乱が起こる。

再凍結
新しいルールに適応していく。


転校経験が多い人はこのサイクルが多く、精神的柔軟性が高いそうだ。


娘は混乱していた。
そのことに気づいてあげられなかったことに反省している。

気づけないくらい私も混乱していたのだ。

前の園ではループタオルを置いてたからすぐ手を拭いていたのに。
今はハンカチをポケットから出せず服で拭く。

前の園ではリュックだったから荷物を自分で持てていたのに今はポシェットみたいで何も入らないから自分で持てていない。


前のルールにしがみつき、今のルールを受け入れられていなかった。

前までなかった娘の行動ばかり気にして自分の感情に目を向けられていなかった。

娘が自力で混乱から抜けたことで、私もそのことに気づくことができた。

今彼女は自分でカバンを持つ。
当たり前のように。

一緒に走っていたけど先導してくれたのは娘だった。

同じ土地、同じ学校で過ごし続け、変化といってもみんなと同じタイミングで入学、卒業、入社しただけ。

そんな精神的柔軟性が低い私はこれから家族と一緒にしなやかになっていきたい。


人生のテーマに「しなやか」掲げてるもんな!

おしまい。

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