2024春。
8割書き終えた今、追記に追記を重ねています。
色々考えた4月下旬、いつも通り考えすぎて一周回って吹っ切れて、5月になってしまいました。このnoteを書き始めてから3週間くらい経ちました。さすがに完成させないと本当に春が終わってしまうので、そろそろ本気でみんなにキレられそうなので、完成させます。
早稲田に来て3年目、まだまだ未熟です。
上級生という立場になりながら、まだまだみんなに迷惑をかけてばかりいます。
いつもすみません。
あくまで私個人が発信するものであり好き勝手に、綺麗事なしの本音を書いているので、恐らくおもしろいものではないと思いますが、読んでくださる方がいたら嬉しい限りです。
きっかけ
昨年も何度か「noteでも始めようかな」と思ったことがありました。
その時の伝えたいことや思いを鮮度よく、解像度高く表現するのに、年に一度の部員ブログの機会だけでは足らないなと感じて。
「いや私が書く文章なんて誰が読んで得すんの」
そう思って行動には移しませんでした。
きっかけは関西学院大学への練習参加。
帰って来てからは「どうだった?」「還元してよ」って言ってくれる人がいたし、伝えることが義務であるとも感じていたので、『振り返りレポート』のnoteを書こうと試みました。
ところが、いざ書き始めると止まらなくて、ところどころ省略しているつもりなのに文字数は18,000字を超え、私ってこんなに長い文章書けるんだ、と自分でもびっくりしています。
長すぎる上に体裁とか気にせずに日記みたいな書き方をしてしまったこともあり、とても外向きに発信できるクオリティではないので、それは読みたいと言ってくれた人だけにひっそりと渡すことにして、関学への練習参加を含めたこの春の色々を振り返るnoteを書くことにしました。
(18,000字レポート、全体グルや学年グルに投げる度胸はないので、読んでくださる方いたら声かけて欲しいです。私からも声かけます。すみません。)
春
春と定義するべきはいつからいつまでなのか迷いましたが、新チーム始動から春休みまでとします。
早稲田カップの運営をなんとかやり遂げ、新1年生を迎えてシーズンイン。
バレンタイン当日はみんなで山に登って遭難して、命の危機を感じた。
受傷機転不明のリスフラン関節捻挫により軽く歩行困難になり、「歩き方恐竜みたい。手もつけたら完璧。」「未羽さん怪我したんですか?足引きずってるのふざけてるのかと思いました!」などとひどい言われようだった。
怪我が治らないまま島原遠征に帯同、改めて4年生と日本一を獲りたいと思った。
早関戦ではあまりにも直前すぎるメンバー変更に大焦り。
Jクラブと今勢いのある社会人チームの営業担当の方を訪問し、スポンサー獲得営業のアドバイスをいただいた。
実際に早稲田カップスポンサー獲得に向けて企業を訪問し、前向きにお話を進めていただくことになった。
約2年伸ばしていた髪を切った。
そして、関西学院大学への練習参加。
ざっと、こんな感じです。
春休みの終わりを関西で迎えるという貴重な体験をしました。
東伏見に帰ってきたら桜が完全に散っていて、ここで桜を見られるのもあと一度なのかと少し寂しくなりました。
願掛け
大学1年の6月に人生で最も短いマッシュショートにして、そこから成人式が終わるまで約2年弱伸ばしていました。
その間、前髪はちょっとだけ伸ばしてみたり、オン眉にしたり、好き勝手遊んでいました。
その短すぎた前髪のせいなのか、「小娘」「がきんちょ」「小学生」「親戚の集まりにいるちっちゃい子」などと先輩方中心にこの2年間はかなりかわいがっていただきました。
が、20歳過ぎて「がきんちょ」はさすがによくないな、と。
そう思って前髪はしばらく伸ばしています。今4ヶ月目くらい。
もともと成人式が終わったら髪を切ることは決めていました。
正直邪魔だったし、髪乾かすの時間かかるし。
ただ、実はちょっとだけ想いがあるんです。
『願掛け』ってあるじゃないですか。
要はある一定の行為を自分に課して行う神頼みです。
髪を切って神様に捧げる昔の習慣から、髪を切って伸ばす行為は今でも願掛けの代表的な方法のひとつだそうです。
だから、関東リーグ開幕直前に髪を切りました。
『日本一』『1部リーグ昇格』の願いを込めて。
神頼みで簡単に叶う願いや目標なんかではないことはわかっています。
正確には、この目標が叶うまでの過程で、みんなが怪我をしませんように、試合の時に雨が降りませんように、向かい風が吹きませんように。
それくらいなら神頼みしてもいいかなって思って、少しだけ願いを込めました。
叶うまで、目標を達成するまで、髪を切るつもりはありません。
ただ、前髪は飽きたら切ります。
本当はこんな恥ずかしいこと書くつもりはなかったんですが、絶対に切らないという意志表示も込めて、ここに記しておくこととします。
理由
「Jクラブに行くのは将来のためってわかるけど、早稲田の練習休んでまで他大学に行く理由がわからない」
「わざわざ下から行って頼み込んで参加させてもらったわけでしょ?それってどうなの?」
主に同期から、結構色んな人に言われました。
正直びっくりしました。私が何しようがどこにいようがみんなあんまり興味なんかないだろうなと勝手に思っていたので。
細かい理由や経緯は18,000字レポートの方に書いたので、ここでは一番大きな理由だけ書きます。
早稲田で日本一になりたいから。100周年目の今年、4年生を日本一にしたいから、最後笑って引退して欲しいから。来年、関東1部の舞台で活躍する同期と後輩たちが見たいから。それを実現するためには、今このタイミングで、私個人も組織としてもまだまだ成長しなければいけないと思ったから。
そもそもこのタイミングで他の大学の活動へ参加させてもらった主な理由はこれに尽きます。
関学に練習参加したい、と強く思った一番大きなきっかけは、早関戦前の主将対談です。
「一旦、やってみ」というスローガン、「日本一。愛し、愛される組織となる」というミッション、その他にも活動理念に挙げられている言葉の数々、それらを対談で話す関学主将・晃也さんの姿に、ものすごく惹かれました。特にサッカーに直接関わらない部分で、なにか今の早稲田に足りていない『勢い』のようなものを感じました。
早稲田の現状を否定するためではなくて、+αの新しい気づきと価値観を得るための今回の決断でした。
マネージャーである私に『サッカーチーム』としての早稲田を強くすることはできないけれど、『組織』としての早稲田の発展には、少しは貢献できるかもしれない。いや、貢献しないといけない。
そんな思いもあって、マネージャー業を参考にするとか、サッカーを見に行く、というより、『組織』と、そこに所属する人たちがどんな人たちでどんな価値観を持っているのかを知りたいと思って、関学を選ばせていただきました。根本的な関東と関西の気質の違いも間違いなくあると思っていたので、そこにも興味がありました。
その他の細かい理由とか、実際に気づいたことのすべてをここに書くと本当にキリがないので、一言でまとめると、
「行ってよかった。」
これに尽きます。
感謝
まず、関西学院大学のみなさんへ。
シーズン開幕直後の大事なタイミングで、練習参加を受け入れていただき本当にありがとうございました。
「関学で学べることなんてあるん?」って何人かの方から言われましたが、学びと気づきで溢れたあっという間の4日間でした。
いつか忘れてしまうのが嫌で、ちゃんと文字に残しておきたいと思うものがたくさんありました。
帰京した次の日から書き始めたのに完成まで1週間以上もかかってしまった18,000字レポートがその証拠です。
練習で、プロジェクト活動で、部室で、会話の中で、公式戦で、早稲田との違いや共通点に気がつくたびに、自分の視野が広がっていく感覚がありました。
関西から帰ってきてからも、早関お互いの集客やその他活動を参考にするために連絡を取ってくださる方もいて、私も学ばせていただいています。ありがたい限りです。
関東、関西、それぞれの地で大学サッカーをリードし、早関戦の舞台がその結晶、ぶつかり合いとなればいいななんて思って、今からワクワクしています。とても楽しみです。
そして、裕澄さん、優里さん、虎次郎さん、卓功さん、園子、
学生スタッフのみなさんと4日間共に過ごせたことはとても貴重な経験で、みなさんのチームへの向き合い方や考え方、価値観に触れた時間が今この瞬間も私の原動力のひとつになっています。
卓功さんを超える長友になるので、楽しみにしていてくれたら嬉しいです。
早稲田のみんなから「お前4日間行っただけだろ」ってまた言われてしまう気がしますが、関西の地も、関西の人たちも、本当に素敵だなと感じました。
(オフがあれば)近いうちにプライベートの旅行で、西宮と神戸以外もゆっくり楽しみに行きたいと思います。
またお会いできる日を楽しみにしています。
それから、背中を押してくれた早稲田のみなさんへ。特に学生スタッフ陣のみなさんへ。少し偉そうかもしれませんが、、
先にも書いたように、同期スタッフがみんなJクラブにインターンにいく中で(なんなら内定もらって旅立っていた同期もいる中で)、大学への練習参加にいく、ということがまた自分だけ止まっていることになるんじゃないかとずっと思っていました。
でも、監督面談でその気持ちも他大学への練習参加に行きたいという思いも伝えたときに言われた「結局今を最大化できなければ意味がないから、焦って将来のことばかり考えようとしなくていい。」という言葉に勇気をもらって、今回の決断をしました。
私が今一番大事にしたいものは、このチームと仲間で、目の前のことしか大事にできないかもしれないけど、その分人よりも全力で今に向き合う、そこだけは妥協しない。
そのためにはやっぱり視野を広げなければいけない、早稲田以外の世界も知らないといけない。
そうじゃないと「日本一」なんて語れない。
マネ部屋LINEで送ったメッセージに後輩含めてみんながリアクションしてくれたこと、同期スタッフが「いいじゃん」って言ってくれたこと、後輩スタッフが「自分もいずれ他大学の活動見てみたいんですけどどうすればいいですか?」って声をかけてくれたこと、実はすごく背中を押されていました。ありがとうございます。
みんなが気づいていない部分もあるかもしれないけど、今回私が背中を押してもらった分、私もスタッフ陣の背中を押し続けたいと思います。
特に後輩スタッフのみんな、たくさん挑戦して、新しいことやってみてほしいです。
下級生のうちの失敗はだいたい上級生がカバーするので、自分たちも上級生にたくさん助けてもらっていたので、恐れないでチャレンジしてほしいなと思います。
仮にその挑戦が簡単に周囲の理解を得られるものではなかったとしても、そこに至るまでには「チームのために」という強い想いがあるはずだということが、スタッフ同士なら簡単に想像できるはずだから。
学生スタッフにとっての一番の味方はいつも近くにいる同じ学生スタッフ、そんなチームでありたいです。
今回の私の挑戦が、学生スタッフの誰かの挑戦を後押しするきっかけになってくれたらいいな。
こんな偉そうなこと言って私が示せていなければ意味がないので、背中を押してくれた早稲田のみなさん、たくさんの学びをくださった関学のみなさん、どちらに対しても胸を張っていられるように、走り続けたいと思います!!
2024
全部、全員、大切にする。
今シーズンが始まる時に密かに決めていた2024年の個人目標です。
全部、には、ア式に関わるすべての事柄が含まれます。
ピッチの中、普段の練習、チーム付き、応援、運営。
ピッチの外、早慶戦、広報、社会貢献、営業活動。
全部大切にしたいし、大切にしなければならない。
全員、には、ア式に関わるすべての方々が含まれます。
ア式の部員、スタッフ、OB、地域の皆様、ア式を応援してくれる方々、企業の方、他大学の方、学連の方、その他ア式を通して関わるすべての人たちを大切にしたいです。
ご存知の通り不器用なもので、きっとこの目標を達成することは簡単じゃないです。正直既に怪しい。もうすぐ繫忙期がやってくるのでもっと怪しくなる。
でもやってみます。この目標の先に掲げているのが「日本一」だから、多分難しいくらいでちょうどいい。
それから、早稲田以外の大学サッカー関係者のみなさんとの繋がりを特に大事にしたいと思っています。
この2年間、素敵なご縁に恵まれて、他大学のマネージャーさんや、運営担当の方、学連の方、などなどたくさんの方々と関わらせていただきました。
この春も、たくさんの出会いがありました。
広くて狭い大学サッカーという世界の中に、たくさんの価値観を持った人がいて、その想いも立場によって様々で、それらに触れるたびに何度も感銘を受けてきました。
私の立場や仕事上、きっとこれからもたくさんの出会いがあるんだろうなと思うと、すごく楽しみです。
試合で対戦する時は敵同士ですが、マネージャーという立場だからこそ、早稲田大学ア式蹴球部という枠組みを超えてより広く「大学サッカー」を捉えるために、その人たちとの縁を大事にしたい。
私と関わってくださる大学サッカー関係者のみなさん、これからもどうかよろしくお願いします。
そして、何度も繰り返しますが、2024年、早稲田大学ア式蹴球部の100年目、4年生と一緒に日本一になりたいです。
早慶戦から、先週末の城西大学戦までの一週間がものすごく長く感じました。
やっぱり頼もしい4年生の得点、アシスト。
同期の今シーズン初ゴール。
1年生の活躍。
『日本一』『関東1部昇格』そのためにはまだまだ長い道のりがやっと始まっただけなのかもしれない。
みんなが目指す姿はまだまだこんなものじゃないこともわかる。
それでもやっと掴み取ったリーグ戦今期初勝利という結果が、これからの歩みへのきっかけになることは間違いないはずで、本部から眺める試合後の写真撮影の様子がとても懐かしく感じました。
結果にこだわる。全部繋がっている。強い早稲田を取り戻す。恐れない。
試合には出られないからこそ、直接チームの勝利に貢献することはできないからこそ、誰よりも強い思いで、1人のマネージャーとして、部員として、日々を全うします。
きっとまた「肩の力入りすぎ」って言われると思います。
結構考えたんですが不器用すぎてやっぱり肩の力の抜き方はわからないので、これからも不器用なりに全力でいようと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
他にも色々と発信したいことがあるんですが、長くなってしまうのでまた次回、できるだけすぐに書きたいと思います。
私個人のコンテンツだからこそ、あえて割と好き勝手書いたつもりです。
それがどう映るかはわかりませんが、冒頭にも書いた通りすべて本音なので、受け止めてくれる方がいたらありがたいです。
この先もこのnoteで発信しようと思っているので、それがまた誰かとの出会い、新しい考えに触れるきっかけになったらな、なんて思っています。
誰が読んでくれているかわかりませんが、早稲田のみんなでも、顔見知りの方でも、会ったことない方でも、気軽に感想とか考えとか「自分はこう思うよ」とか送ってくれたら嬉しいです。
あと全然関係ないんですけど、先日3,000円分の図書カードをいただいて、とりあえず「変な家」を買って読んだんですが、まだ2,000円以上残っているのでおすすめの本教えてほしいです!
おわり!!