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私がイラストの活動をはじめた理由

noteを始めて2回目の投稿です。
私が今イラストを描きはじめた理由を、子供の頃からのエピソードも交えつつ書いてみようと思います。

ひたすら絵を描いていた幼少期

物心つくかつかないかの頃から絵を描くのが得意で、小〜中学では、クラスに一人はいる「絵がちょっと上手な子」でした。描けば褒められるし、嬉しいからまた描く。毎日描く。

学校で友だちと絵を見せ合ってお互いに感想を言い合ったり、絵を描かない子からもリアクションしてもらえることが大きなやりがいで、とにかく毎日毎日飽きずに描きまくっていました。

絵を描くことが好きなクラスメイトと集まって、輪になってらくがきして過ごす休み時間も本当に楽しくてしょうがなく、思えばあの頃に私の基礎はできたのかなと思えます。
※今回の記事のヘッダーは、そんな思い出のイメージを画像生成のAIで作ってみました。よく見ると両手で描いている人いるし、ちょっと謎な絵を描いてますね…笑。

その後、高校生になると他にも夢中になるものがいくつもできて、だんだん絵を描く機会が減ってしまったのですが、進学先や就職先を選ぶ時には、結局一番得意で楽しいと思える道に進むことを選びました。
他に、やりたいことがなかったのもあったりなかったり・・・

社会人になってからの経験

専門学校でグラフィックデザインを学んだあと、新卒で印刷会社に就職し、紙媒体のデザイナーになり7年ほど過ぎたあたりで、思いきってWEBデザイナーに転身し、それから10年ほど経ちました。

途中WEB系のスクールに行っていた期間も含めると、新卒で就職してから18年が経過しました(計算してみて驚き!そして年齢がわかってしまう!)。

そこそこ長くこの業界にいる日々の中でも、学生時代と同じく、「絵がちょっと描ける人」という部分に注目してもらえる機会が何度かありました。

何度か転職しているのですが(5社)、新人時代も含め、時々「こういうのを描いてほしい」と案件を振ってもらう機会があり、その度に通常の仕事で得られない、不思議な感覚を味わってきました。

小心者なので、「これで要望に沿えているかな?」「期待以下だったらどうしよう」と恐る恐る提出するのですが、普段めったに褒めない厳しい上司でも、「え!すごくいいじゃん」と少し目を輝かせて、満足した表情になるのです。

これが本当に不思議でした。嬉しいというよりも、「仕事」の一つなので、よかった〜、という安心のほうが大きかったです。

そんな経験を何度かしている中でも、なぜか自信はあまりつきませんでした。いつも、「子供の頃たくさん絵を描いていた貯金があるだけ。もっと努力を続けていて、本当に上手な人はたくさんいるんだ」と本気で思っていました。

たぶんイラストに関しては、ずっと描いてきたわけではないので、今まで「必死で努力した」という感覚がないから「たまたま評価されただけ、ラッキーなんだ」くらいの感覚だったのかもしれません。

たった一言で意識が変わった日

そんな私に、ある突然転機が訪れました。
私が描いたイラストを見た、同じ部署に転職してきた方から「これ、あなたが描いたんですか?これは売れますね」と声をかけてもらったのです。そのときに、なんだか脳内で静か〜に、ビビビ・・・・と頭に電流が走る感覚を覚えました。

「上手いね」「いいね」とかではなく「売れる」という言葉を始めてかけてもらって、ハッとしたんです。

今思えば、「売れる」=「商品価値がある」という意味に捉えることができて、自分の中では最大級の褒め言葉だったんだなと思います。
私のイラストでも誰か(社会)の役に立てるのかもしれない。とほんの少しだけ思えた一言でした。
※もしかしたらリップサービスだったのかもしれないけど、ここはポジティブに受け取っておいて損はない!ということにしておきます。

私は、趣味では絵はほとんど描かないのですが、誰かの役に立てる「商品」としてならやる気と思考回路がのエンジンがかかり、俄然モチベーションが上がるのです。

もしこういうイラストの仕事がたくさんできたらいいな、楽しいだろうな。そのためには何をしたらいいのかな?と考えるようになりました。

イラストで、誰か(社会)の役に立ちたい

その後、まずはインプット、そして、スモールステップとして、2023年からココナラでSNSの似顔絵アイコンの販売をはじめ、最近は、やっっと発信活動に力を入れ始めました(noteもそのひとつです)。
発信活動はなんだか苦手なので、今一番の課題です。まだまだ手探りです。

ココナラでイラストの初の収益化までの道のりは、また別の記事に書こうかなと思います。

個人活動でのイラストのお仕事は、依頼してくださった方の喜びの声や感想をダイレクトに届くことが本当に良いし、ありがたいです。とんでもなく励みになります。

そしてイラストは、何かしらのサービスや事業で使ってもらっているわけなので、すごくささやかに、人の役に立てている=社会貢献ができていると思えます。私がイラストを「仕事」にして活動をしたい理由はここにあります。

終わりに

今回こうして記事にして書いてみたのですが、まだまだ道半ばどころか、小さな一歩踏み出しただけの状態です。

今の想いをしっかりと胸に置き、次の一歩、二歩…と日々歩んでいきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回、お会いできたらうれしいです。


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