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P.U.N.K新規妄想目録

テテーーーーーーン


何を隠そうこの男、悪名高きスプライト環境を【P.U.N.K.】一本で渡り歩いた経歴を持つ(その期間を棒に振ったとも言う)。



さてさて、大好きなデッキが強化されるとあっては黙っちゃいられません。

同時収録のオルフェゴールがもの凄い新規をもらったことでますます期待が高まります。どんな新規が欲しいかなーとか考えたり、【P.U.N.K.】の動きを紹介したり、今回はそんな書き物です。


1.P.U.N.K.のカードプールに言及

a.モンスターのサーチやSS

セアミン
オーガナンバー
フォクシーチューン
緊急テレポート

これら11枚が純構築の本命初動。ここに後述のディアノートを加えたパッケージが出張要素としてよく使われます。出張だとフォクシーチューン始動がディアノートの出力に至らないため、枚数を削られがち。

ディアノート

レギュラーパックで追加された新規組で、引くとちょっとイラっとするフランベルジュポジション。場から流すと蘇生が入るため、8シンクロ+レベル8の場を作って8エクシーズとかできます。

これがなかった頃の【P.U.N.K.】を想像すると何がしたいデッキだったのか見当もつかないというのが本音。同期の【エクソシスター】も順を追って強化された経緯があり、この辺りまでのデッキビルドパックは、下手すれば最後まで不遇なテーマすらある印象。

娑楽斎

自ターンに融合、相手ターンにシンクロを行う効果。

カープライジング

リリースして2体になってそこからわちゃわちゃ。ここにうららや泡影を待つ行為は非人道的なのでやめましょう。

ドラゴンドライブ

チューナーに縛りがあり純構築以外にお呼びがかかるのは稀かも。サーチ範囲が何気に広く、スプライト環境で幽鬼うさぎをサーチできるのを強みと言い張っていました。

変わったところだと瑞々をサーチできるので、セアミンは電脳堺の1枚初動だったりする。

アメイジングドラゴン

娑楽斎から出すデザインになっていますが、僕はハリファイバー経由のフォーミュラと自ターン中に出しておいたアーケティスで出してました。これデッキバウンスくらいやってくれても良くない?それぞれターン1で良くない?まさにアメイジング…

b.魔法のサーチやサーチ先

ワゴン

喋りだしたら2000字位になりそうですが、一番頼りになる下級だと評価しているモンスター。ドロー効果が助かるんだこれが。

サーチ先が(実質)1種類しかなく、【P.U.N.K.】界隈では親しみを込めてベイルリンクス(笑)と揶揄されている。

今回の新規で一番報われてほしい枠です。

エクストリームセッション

手札からの展開効果と2度のドロー効果。セアミンとかと引けてれば素引きも偉い。
偉いんだけど同期のエクソシスターが同じパックでマルファをもらってることを考えるとあまりに慎ましい新規。

c.罠のサーチやサーチ先

スパイダー

罠をサーチする子。もう一個の効果は100マッチに1回使用くらいだけど、なんと動画卓で有効に使用した実績あり。

デンジャラスガブ

サーチ先の無難な方。回復付きの無限泡影と説明してます。

ナシワリサプライズ

環境的に破壊の方が良いタイミングは絶対あるんだけど、表を割るのに条件が。新規カードに制圧効果持ちのエクストラ体が追加されたりすると使いやすくなりますね。


初期の魔法以外全種類に採用の余地があり、そのほとんどが必須級。少数精鋭の質の高いカードプールと言えます。
a.の項で示した本命の11枚のどれか(緊急テレポート以外は+手札コスト1枚)から安定してテーマの動きを完遂でき、そこから展開をどう伸ばすか使用者の個性が光るデッキなのもgoodです。次は展開ルート編。

2.【P.U.N.K.】基本展開

一本道で走り抜けられるところまでの紹介。セアミンスタート、もしくはオーガナンバー経由でセアミンをサーチしたところからです。

セアミンを召喚し、効果でフォクシーチューンをサーチ
→フォクシーチューンで娑楽斎を特殊召喚
→娑楽斎効果でセアミン+娑楽斎⇒カープライジングをF召喚
→カープライジング効果でワゴン&ディアノートを特殊召喚

ワゴン効果でエクストリームセッションをサーチ&発動
→ワゴン+ディアノートでドラゴンドライブをS召喚
→ドラゴンドライブ効果とディアノート効果をチェーンを組んで発動、スパイダーをサーチ&任意の1体を特殊召喚

LPが払われたのでエクストリームセッションで1ドロー(1回目)

ディアノートの蘇生先は、一通りP.U.N.K.の動きをした後にランク3に向かいたいのかランク8に向かいたいのか、深淵の獣を踏みたくないのか釣りたいのかで適宜変えていきます


エクストリームセッションの効果で手札のスパイダーを特殊召喚
→スパイダーの効果でデンジャラスガブをサーチ
→セッションのドロー効果(2回目)

ここまでが1枚からの動きとなります。

フォクシーチューンや緊急テレポートからならセアミンを特殊召喚して娑楽斎をサーチ→召喚となるだけなので、順番が入れ替わるだけですね。

手札を補充しながらモンスターを並べる能力に長け、図にある通り出力した3体から何をするかが課題であり個性の出しどころです。

ハリファイバー現役時代は前述の通りハリファイバー+アーケティスを目指す盤面とし、【GP】上陸時にはレベル3×2が残ることを利用してランク3からGPの動きに入る構築を使いました。

直近で使ったのはデモンスミス入りで、リンクスパイダーを併用することで最速で打たれた場合のニビルを貫通できて強かったです。ありきたりと言えばそれまでですが、現行のカードプールでの最適解と感じました。

次項、本記事の本題へ。


3.【P.U.N.K.】の課題と欲しい新規

ここまで見てきた現状のカードプールと展開ルートから、課題を洗い出していきましょう。

課題其の壱 初動枚数

お話しした通り、このデッキで本命の初動となるカードは現状11枚。これは昨今のデッキにおいて必ずしも信頼のおける枚数とは言い切れません。新規カードによって真っ先に改善されて欲しいポイントになります。

余談ですが、11枚の内訳は理想に近い比率だと思っています。というのも初動になり得るカードが全て召喚権を必要とするカードだったら皆さんはどう感じるでしょうか?

「泡影一発で止まるデッキ使いたくないよ…」と思いませんか?

その意味では、召喚権を必要とするのが「オーガナンバーとセアミン」の6枚、そうでないのが「フォクシーチューンと緊急テレポート」の5枚。前者からプレイしていって後者で貫通、としやすいのが良いですね。

課題其の弍 リソース循環に乏しい

原罪宝にしろライゼオルクロスにしろ、リソースを回しながらメリットを付与するカードデザインがトレンドになっているように感じます。

これがあることでフランベルジュドラゴンのような引くと嬉しくないカードの採用枚数を抑え、その枠を汎用枠に回すことができる…というプラスのサイクルを生成しているのが、直近の強デッキの特徴です。

いや、マジでディアノート複数入れたくないんで頼みます、ほんとに。

課題(?)其の参 ワゴン先出しを増やしたい

これは課題というより【P.U.N.K.】というデッキの構造上の特徴。これができると強いから、しやすくしたいという類いの話。

ワゴンを先に出せると妨害耐性及び展開の出力が一段階上がります

先ほどの基本展開ルートの前にワゴンを出せていた場合を考えてみましょう。

隣のセアミンやカープライジングは?
→泡影やヴェーラー系統の被害が小さくなります(ワゴンの②の効果を誘発するため)

カープライジングのリクルート先が?
→ディアノートとスパイダーになります。

つまりドラゴンドライブのサーチ先を?
→変えることができるということになります。このパターンがあるため、環境への刺さり具合を問わず【P.U.N.K.】にはうさぎを1枚入れておきたくなりますね。

最悪後続のセアミンサーチでも可(なんだけど、リソースゲームできるようにしてくれなきゃ意味が薄いの!!ディアノート戻さs)

オーガ+セアミンorワゴン、緊急テレポート+セアミン、緊急テレポート+ワゴン辺りの組み合わせから狙っていく場合が多いです。


欲しい新規の其の壱 モンスターを展開する魔法

ここからは課題を踏まえてこんなの来い、という話。直前項から話を引き継ぎます。

では、一見すると優秀なワゴンの採用が何故最低枚数に抑えられているか。単純な話で、彼の持ってこれる魔法が初動に繋がっていないことに尽きます。ワゴンで引っ張ってこれる魔法が初動になれば、3枚積めるカードになります。こんな感じでしょうか↓

速攻魔法
①場にP.U.N.K.カードが存在する場合に発動できる。デッキ・墓地・手札からP.U.N.K.モンスター1体を守備表示で特殊召喚するか、手札に加える。

・発動にP.U.N.K.カードを必要とすることで、初期の訳の分からん永続魔法にも毛ほどの価値を(武士の情け)。更に手放しに3積む魔法じゃなくすることで塩梅を取る。

・墓地から出せるようにすることで娑楽斎を相手のターンに蘇生→アメイジングドラゴンを展開できる様に。

・手札に加える択があるのは筆者の趣味。メメントボーンパーティに脳を焼かれてるだけ。Gに対して苦しそうに後続だけ確保してターン渡す、みたいなの好き。

・ワゴンからこれ持ってくる→セアミン出す、とすることでワゴン+セアミンの場ができる。課題の初動枚数とワゴン先出しを同時に叶える。

P.U.N.K.カード3枚デッキに戻して1ドロー付けてくれても良い。いずれかでも文句は言わないし、最悪墓地へ送られたターンに使えなくて良い。

ワゴンでこれサーチして動くとエクストリームセッションに触れないから良いバランスだと思うんだよなぁ。


欲しい新規の其の弍 リンク1

ここからは前述した課題と絡みなくなるかもしれないです。ますます妄想の域。

①L召喚成功時にエクストリームセッションサーチ。
②P.U.N.K.モンスターがリリースされる際、墓地のこのカードを代わりに除外できる。

・オルフェがもらえたんだからこっちにも寄越せっていう。

・エクストリームセッションサーチさせて(良いバランスとは)。

・フォクシーチューン、オーガナンバーに付いてるほぼ使わない方の効果を活かしたい(自分では使ってきたけど…)と見せかけてご都合ニビルシャットアウトw 書き方難しそうだけど、コスト、効果でのリリース両方に対応してほしい。


欲しい新規の其の参 素材指定を捻った制圧モンスター

言いたいことを察した人はP.U.N.K.オタクですDMください、語りましょう←

基本展開の一旦の終着点が、「スパイダー、ドラゴンドライブ、ディアノートで蘇生したやつ」になるのは前述通りです。蘇生先をカープライジングにすると、その先のリンク召喚は「融合・シンクロモンスターを巻き込んだリンク召喚」になります。

これ、なかなか個性的だと思いませんか?

リンク3  サイキック族 融合・シンクロモンスターいずれかを含むモンスター3体
3000くらい?

①融合・シンクロモンスターを両方素材としてL召喚されたこのカードは以下の効果を得る。

●相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した際、600LPを払い、そのカードと同じ種類のカード(魔法・罠・モンスター)を手札・墓地から除外して発動できる。その効果を無効にする。P.U.N.K.カードを除外した場合、さらにそのカードを破壊する(この効果は魔法・罠・モンスターに対して1ターンに1度しか発動できず、1ターンに2度まで使用できる)。

②なんか除去とか、除去された時にリカバリー効果とか(雑)

・展開していくと盤面からP.U.N.K.モンスターが消えるの悲しいので制圧効果持ち

・素材を微妙に汎用に(した結果リトルナイトっぽくなったけど)、でも【P.U.N.K.】で一番強く使えるように

・セッションのドローが連動(ここはバカ強ポイントになっていると思う)

・罠を確定でサーチできる【P.U.N.K.】ならでは。持ったままにしといて拮抗ケア的な

テキストの参考元は↓辺り


4.お終い

のんびりしたためていたものの、予想より早くオルフェ新規の発表があったので早くしないとと思い、突貫工事を加速。推敲も何もなしに出すに至ります。有料記事とかじゃないので許してね 笑

新規が弱くても一生懸命考えて絶対使うし、人に勧めるに足るものだと感じたら解説も書きます。楽しみだー!

ヘッダーのセアミンの設定画はていびさんに誕生日プレゼントでいただいたアートワークスから!これ激アツだった…!!

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