旅行記#1 | [屋久島] 縄文杉へ@2004/9/10-9/13
鹿児島県屋久島へ行ったのは2004年、26歳の頃。
目的
屋久島での観光目的は、
・『もののけ姫』の舞台と言われていた「白谷雲水峡」
・世界遺産の「縄文杉」
旅先を「屋久島」に決めたのは国内で世界遺産の場所へ行きたかったことと、ジブリ好きなので『もののけ姫』の舞台と言われる場所にも興味があった為でした。
365日中360日は雨だと言う「屋久島」へGo
旅程
羽田空港 or 成田空港 ⇒ 鹿児島空港 ⇒ 屋久島空港 ⇒レンタカーで宿へ
こんな感じの旅程。
鹿児島ー屋久島間の移動がプロペラ機で小さかったので揺れが怖かったなぁ
レンタカーは姉に運転してもらいましたが、島内は車があると断然観光が楽でした。
準備したこと
当時、縄文杉まで行くために必要なものを調べたところ、ちゃんと色々準備しないとダメだよ~と言う情報を見かけました。
なので、
・登山靴
・レインウェア(合羽)
・パックカバー(リュックのカバー)
を水道橋で購入。
この中で今振り返っても絶対必要なのは登山靴。
絶対絶対ちゃんとした登山靴を準備することをお勧めします。
雨で足が埋まっても全く水が入ってきませんでした。
これだけで歩行が全然違います。
レインウェアは何と1万円程のものを購入しましたが、びしょ濡れでしたし、リュックも同様だったので、高いから良いというわけでもないのかな、と言う印象。
それより速乾性のものを着ることが大事なのかも。
余談ですが、当時、淡路町で仕事をしていましたが、忙しすぎて登山靴等を買い行けなくて、昼ご飯を削って近所の水道橋へ買いに行っていました。
屋久島へ行く前日も日付回るまで仕事してたなぁ
縄文杉(屋久杉)へ
1日目は空港から宿へ直行。
近所のスーパーへ翌日の昼食と晩酌用のお酒をGet。
この時に買ったカロリーメイトに姉妹で救われるわけだけれど、それは後の話。
宿の夕飯食べて部屋で氷結飲んで終わり。
前日の疲れからか、コナンくんが終わる前に寝落ちたことを覚えています。
2日目は縄文杉へ。
◆ 縄文杉トレッキングツアー
宿から荒川登山口までバス送迎。お弁当付きでガイドはなし。
当時はこんなツアーに申し込んで行きました。
朝がめっちゃ早い(4時とか?)ので朝食用のお弁当付きが助かった。
そんなに朝早くお店は開いていないのでね。
トロッコ道(3時間くらい)
荒川登山口からトロッコ道をひたすら歩く。
これが辛い。何が辛いって歩幅を自分の好きにできないので疲れる。
長く長ーーく感じたトロッコ道。
いまだ現役のトロッコ道で時折トロッコを見送りながら歩き続けてどれくらいかなぁ3時間くらい?でトロッコ道が終わる。
登山道ーウィルソン株ー縄文杉(2時間半?)
トロッコ道が終わると登山道がはじまるわけですが、ウィルソン株までは割とすぐ。
下調べもせずガイドもついていない私たちはあとどれくらいか知らない。
この時点で疲労している私たちを元気に追い越していくおば様がたが「縄文杉まであと30分くらいよ~がんばれ~」と声掛けしてくれた。
単純な私たちはマジか!と元気になって歩き出すわけですが…
歩けど歩けど着く気配なし。
1時間超えたあたりで「騙されたな、これ!」と気づく(笑)
でもちょっと元気になったのでよし。
で、何とか縄文杉到着!
大きな木でした。
感動と言うより、同じ登山道を戻らないといけないので、そのことばかり考えていました。もったいない。。
歩きながら既に筋肉痛になっていたので、この時点で疲労困憊。
雨が降ったり止んだりしてましたが、帰りは豪雨。めっちゃ豪雨。
雷もどんがらどんがら。
登山道に沿って川が流れていたのですが、川も増水。
当時、別のツアーのガイドさんが木に登山道だというマーク(枝にテープがついている)があるから、道に迷ったら頼りにするといいと言っていた。
でも、台風などでマークが引っ掛かっているだけかもしれないから信じすぎないようにね、とも言っていた。
この情報、とっても大事。
ガイドなしの私たちともう一組しか周りにいなくて、雨で山道は滝のよう。
雨で何が怖いって、山道かそうでないかがわからなくなる。
本当の山道なのかそうでないのかがわからなくて立ち往生した。
今でもぞっとするのは、滝のように流れる山道に沿って行こうとした先が川だったこと。
山道でなかったんですね。
あのまま進んでいたら、増水した川に流されていたかもしれない。
踏みとどまって登山道マークを探して道を上った先に人の声が聞こえたとき、どれだけほっとしたか…
今はどうかわかりませんが、ガイドなしの人は集団について行くべきかもしれないですね。
あとは帰るだけ!ひたすら歩くのみ。
これから行く人へ
登山靴はちゃんとしたものを用意していった方がよいよ。
サンダルの人も見かけましたが、「正気の沙汰か?!」と思ってました。
ガイドなしでもよいと思いますが、豪雨の際は集団から離れないように!
遭難てこうしてなるのかな、と当時感じてた。こんな体験をしないように気を付けて楽しんでほしい。
体力があるうちに是非、縄文杉へ。
空気がきれいな場所でした。
翌日は体がロボコップになったかと思うほどバッキバキに筋肉痛になりましたけど。
体力大事!
次回は「白谷雲水峡」へ。
こんなに長くならない予定。
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