相手に届く伝え方
「早く着替えなさい!」
「着替えをしてくれたらうれしいな」
子どもに声をかける時は”アイ(I)メッセージ”を心がけてみよう
こんにちは、美羽(みう)です。
”ユー(you)メッセージ”
”アイ(I)メッセージ”
という言葉を聞いたことがありますか?
ユーメッセージは「あなた(you)」が主語になっている伝え方。
「早く着替えなさい!」は「あなたが早く着替えをしなさい」
アイメッセージは「私(I)」が主語になっている伝え方。
「着替えをしてくれたらうれしいな」は「私は、あなたが着替えをしてくれたらうれしいな」
”アイ(I)メッセージ”が良い理由
自分が言われるなら…と考えるとアイメッセージがいいですよね。
夫から「早くご飯作れよ」とか言われたら「自分が作れば?」と言います笑
でも「早く作ってくれたら助かるな」と言われたら、「しょうがない、頑張って作りますか」となります。
ということは、子どもも同じですね。
アイ(I)メッセージは、
・伝える側の本当の気持ちを伝えることができる。
・自分の行動によって、相手がどう感じるかをつなげて考えることができるようになる。
ユー(you)メッセージは、
・伝える側の怒りの感情が出てきやすい。言われた側は、怒られて嫌だった、怖かったという気持ちだけが残りやすい。
・自分を否定されたように感じるため、素直に相手の言うことを聞きたくなくなる。
・子どもは、まだ理論や理屈で叱っても行動とつながらない。
では具体的にどのようにほめたらよいのかを例にあげてみます。
アイ(I)メッセージで叱る
・「危ないからこっち来ないで!」
→「あなたががコンロの火に触ってしまったら、けがをしてしまうかもしれないの。ママはそれが心配なの。」
・「お友達をたたいたらダメでしょ!謝りなさい!」
→「あなたがお友達をたたいたら、お友達は悲しくなるよね。あなたを嫌だと思うかもしれない。そうしたらママも悲しいな。」
・「どうして片づけないの!早く片付けなさい!」
→「お部屋が散らかっていると、お掃除ができなくて、ママはとっても困るんだ。」
少し回りくどいなぁと感じるかもしれませんが(私だけ!?笑)
”あなた(子ども)の行動で私(ママ)の気持ちがこうなるよ”ということを伝えるとよいのですね。
子どもはいつでも”親を助けたい”と思ってくれているのだそう。(そうなの!?困らせたいのかと…笑)
自分の行動によって、大好きなママ(パパ)が困ったり、悲しんだり、心配な気持ちになっていることがわかると、「え!?」とびっくりして「そうか、やらないようにしよう」と思ってくれることが少なくないのだそうです。
もちろん、人を傷つけたり、大けがや命の危険があったりするような場面では、「やっちゃだめ!」「やめなさい!」と即座に止めなくてはいけません。でも、落ち着いたら、”怖かった、心配だった”という本当の気持ちをアイメッセージで伝えるとよいです。
ほめる時も”アイ(I)メッセージ”が効果的
前回、ほめ方について記事にしましたが、
「お手伝いしてえらいね」「上手にかけてるね、すごいね」などは、ユーメッセージで、「あなたは○○だ」と上の立場から評価していることになります。
ですので、やはりほめる時も”アイ(I)メッセージ”を意識するとよいのですね。
・「お手伝いしてえらいね」
→「お手伝いしてくれてありがとう。ママはとてもうれしいよ」
・「上手にかけてるね、すごいね」
→「ここの色使いが素敵だね。ママ好きなだなぁ」
といった感じです。
親の気持ちをプラスしてほめることで、「自分は役に立っている」という自己効力感や「ママはこんなところまで見てくれている」という安心感を持つことができるのだそうです。
今日の気付き
・アイメッセージは、伝える側の”気持ち”を伝えるから心に届く
最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分の経験や気付きを発信することで、
私と同じように変わりたいと思っているママさんが、一歩踏み出すきっかけになったら嬉しいなと思っています。
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