「やりたいことはやる」人生を歩む人たちに出会って大学生の私が考えたこと
2019年10月4日に京都で行われた
ミツカル -MeetsLocal-
「OKAYAMAカフェトーク〜地方で暮らしながら、好きな人たちと働くはじめの一歩〜」に参加してきました。
この記事では2人の素敵な女性に出会い、大学生の私が考えたことを書きます。
カフェトークで出会った様々な人たち
参加者は、
友達や人との繋がりを広げたい!
岡山の魅力を伝えたい!
岡山のぶどうを使ったフルーツサンドが食べたい!
など、いろんな思いでこの場に訪れ、
大学生から空間づくりのプロフェッショナルまでいろんな世代のいろんな立場の方々が参加していました。
今回のゲストは梅崎泰佳さんと鈴木あすみさん。背景は違うけれど、お二人とも岡山県で暮らされています。
今の生活に辿り着くまで
やりたいことはやる。
「そんなの難しいんじゃない。」
「その一歩が踏み出せないんだよ。」
「そもそもやりたいことって何?」
梅崎さんと鈴木さんはこんな不安を乗り越えて充実した生活を送っています。
梅崎さんは就活で悩みました。
最初は英語の先生を目指していました。
しかし、英語は好きだけど、何か違和感を感じていて、自分の好きなものを好きと言えなかったし、何が好きかわかりませんでした。
小さい頃から気づかぬうちに「良い子ちゃん」になっていたからだそうです。
自分が好きのものってなんだろうと考えた時、デザインに関わる仕事に憧れを持っていることに気づきました。
その後、デザインの会社に就いたものの、やりがいが足りないと感じます。そんな時に西日本豪雨が起こりました。
梅崎さんが住んでいた倉敷市美観地区は幸い豪雨の影響はほとんどありませんでした。しかし、風評被害に合い、観光客数が減ったのです。
そこで元気な地元のことを動画で発信しようと、2018年8月に立ち上げたのが「瀬戸内かわいい部」でした。ツイッターで人に発信することで、全国に仲間が増え、やりたいことがひとつずつ形になっていきました。
今、梅崎さんは「#せとかわ」でSNSを通し瀬戸内の良さを発信したり、「せとかわ meets the デニム」で高品質デニムの切れ端の再利用をしたり、和菓子を通して瀬戸内島巡りをしています。
鈴木さんは大学卒業後、安定していることと子供と関われることを条件に保育所の栄養士として就職しました。慣れれば大丈夫と思い頑張りましたが、保育所での仕事は子供と接する機会が少なく、思っていたよりも厳しかったため、退職を決意されました。
転機は退職後、フリーターとして働いている時でした。鈴木さんは一度訪れたことがあった気仙沼のゲストハウスのオーナーが、気仙沼出身ではないのに、地域(気仙沼)の人の声を、訪れた方々に届けてた姿を思い出し、訪れた方々にその地域の魅力を伝えれるようになるのはかっこいいと思いました。
すぐにゲストハウスを紹介するサイトで「子供の笑顔がまんなかにある大きなおうち」をコンセプトとするあわくら温泉元湯を見つけ、岡山県に移住しました。
2019年4月に移住してまだ6ヶ月しか経っていませんが、スローライフで無駄がない生活だと感じられています。
自分からすぐに動いたことで、チャンスを掴みとり、子供と食とに関われる環境にたどり着きました。
梅崎さんと鈴木さんに共通すること。
それは、やりたいことをやる。
自分のやりたいことを貫く。
ということです。
やりたいことを見つけ、それを実行することで、充実した生活に繋がっています。
大学生の私が考えたこと
私のやりたいことってなんだろう。
私が好きなことってなんだろう。
私が興味があることってなんだろう。
梅崎さんと鈴木さんに出会って自分について深く考える機会をいただきました。
「大学生」という立場は、特殊です。
社会に1番近い学生であり、大学生活は自分のことを、自分の将来のことを見つめ直すことのできる大切な期間です。たくさんの選択肢があって、たくさんのチャンスがあり、たくさんの失敗ができます。
私は新しいことに挑戦することや自分の知らない世界を知ることにわくわくする。だから私には、たくさんの好きなことや興味があることがある。
でも、それを深めれていないんじゃないか。
自分の好きなことをもっと深められたら、やりたいという気持ちがもっと具体的になるんじゃないか。
そんなことを考えました。
さいごに
あなたは何が好きですか?
あなたが興味のあることは何ですか?
あなたがやりたいことは何ですか?
この記事を読んで、今のままでいいのかと悩んでいる人が何か変わるきっかけを見つけられたら嬉しいです。