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入学式の朝の悪夢

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絶望の15分間


みうは、晴れて大学生になった興奮と緊張で胸が高鳴っていた。

真新しいスーツに身を包み、満員電車に乗り込む。入学式の朝、新しい生活への期待で心が弾んでいた。

「うわ、すごい混んでる...」

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