🇻🇳教育の違い🇯🇵
こんにちは,締切が迫っていて泣きそうな,下書き執筆現在ホイアンにいます,すえすえです。研修の私のテーマはベトナムと日本の教育の相違点,共通点です。今回は,校種別に書きます。時系列はバラバラです。
①小学校
まずは,小学校です。2週間組が帰国してからまもなく, NguyenHue小学校で小学生たちと交流しました。印象的だったのは,先生たちの熱量。小学生はやはり家での生活から''学校''という新たな集団生活の輪の中に入っていくので,まだまだ慣れていないような児童もいました。その中で先生たちは大きな声・指示の的確さ・指示の仕方,きっと「教員の三種の神器」であろう3点を駆使していました。私は大きな声で授業することが苦手なので,もっと意識する必要があるなあと思いました。日本と違ったのは,先生の人数です。何クラスかの児童が合わさって交流会に参加していたのかもしれないけれど,6~7人(校長,副校長含め)の先生がいました。
②中学校
次はChu Van An中学校です。ここはベトナムに着いて1週間以内に訪問しました。特別教室的な形で講堂のような場所で活動しました。中学校における日本との相違点は服です。日本にも制服はありますが,ベトナムの生徒たちの中には制服の上にシャカシャカのジャンパー的なものを着ている人が多かった印象でした。日本は授業中,ウィンブレ着れないですよね…。その背面に絵を描くなど自分流にアレンジする人もいました。指定のものの形を変えずに自分の個性を表現できるのはいいなと思いました。そして,何より思春期!恥ずかしがり屋の人が多い印象でした。主語が大きいけれど,女子はグループで固まりがちで,男子はクラスのお調子者的存在がいる,そんなところは日本と同じだなと感じました。
③高校
それから,中学校訪問と同日にMarieCurie高校に訪問しました。1年生相当のクラスに参加しましたが,覚えたての日本語を話そうとする姿勢が見られてとても真面目な生徒が多いんだなという印象を受けました。日本と違うポイントは机と椅子の配置と机・椅子そのものです。机と椅子は下の図のように配置されていて,移動するタイプではなく,その場に固定のタイプでした。「グループ活動のときはどうするのだろうか」と思いましたが,一緒に活動する中でペア活動が多いように感じ,ペアを変える際には,どちらかの列が次の班にまとめて移動する形をとっていたので,机・椅子固定でもどうにかなるにはなるのだなと思いました。
④大学
最後に大学,ハイフォン大学について書きます。ハイフォン大学は泊まっているホテルからタクシーで20分くらいの町はずれにあります。学生も先生もとても明るくて気さくで親切な人たちばかりです。日本語の授業を見学したときは携帯を触っている人もいるけれど,ほとんどの時間は真剣に学んでいる印象でした。授業形式は話す活動が多く,日本では年齢があがるにつれて指名制でない問いは答えない人が多くなる印象がありますが,ベトナムの学生はなにか振られたら積極的に発言する人が多い印象を受けました。携帯をいじることはあっても勉学に対するモチベーションは日本の学生より高いのではないかと思いました。それから,クラブ活動もがんばっていると感じました。日本語クラブに参加して,ベトナムの文化紹介や日本の文化紹介に触れました。テト(旧正月にやるお祝い行事)や日本のお面(おかめやひょっとこなど)の説明をパワーポイントなどにまとめて紹介していました。テトの紹介のあとは,説明後にテトで行う伝統的な遊びをしたり,お面の紹介のときは紙版の狐のお面に実際に着色したりしました。茨城大学にもESSとか英語系のサークルはありますが,何やっているのかはよく知らないので,日本語クラブと同じようなことをしているのか話を聞いてみたいなあと思いました。
それではあと2本ほど書けるといいなあ。
1ヶ月組は締切まだありますか?せおせんせーい!
すえすえでした👏🏻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?