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本日の猫たち #143(ダンボールのリフォームvol.1)
猫飼いさんなら一度は頭を悩ませた経験がおありなのではないでしょうか。そうです。今回のテーマは「家にあるダンボール箱を愛猫が気に入ってしまい、いつまでたっても捨てられない問題」です。
ちなみに我が家には猫たちが愛用しているダンボールが4箱あります。
頃合いをみはからって処分しようと思っているのですが、ゴミの日が近づき、さあ畳もうというときに限って、猫たちがダンボールの中ですやすや寝ていたりするのです。
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気持ちよく寝ている猫たちを起こすのもしのびないので、猫たちが箱から出てからやろう……と作業を先延ばしにするうちに、4回もゴミの日を逃してしまいました。
当然、ダンボールも薄汚れていきます。猫たちがかじったり、爪を研いだりするので、内側も外側も傷だらけです。
そこで今週こそはと思い、猫たちには可哀想ですが、ダンボールから退去してもらうことにしました。
が……。
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猫たちは立ち退き要求を断固拒否(一円も家賃を払っていないのに…)。大家権限で無理矢理どかしてもまた箱の中にいすわるのです。いくら「捨てないでほしい」と訴えられても、ダンボールはすでにボロボロ。
でもまあ、猫たちがそこまでこの箱が好きなら……と、少し思い直しました。捨てるのは今週は保留。せめて見た目がまともになるよう、「リメイクシート」でリフォームしてみたらどうかと。
ちょうど猫が家具につけた傷の修復方法を探していたときに、リメイクシートなるものが良いということを猫飼いの知人から教わり、一度使ってみたかったのです。
***
リメイクシートは100均でも売っています。今回は練習がてら2本購入。
裏面はシールなので本当にお手軽。素人でも簡単に貼れるらしいのですが、100円+税の質でどこまできれいにリフォームできるものか、気になりました。
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私はかなり大雑把なので、定規でサイズをはかったりなどという繊細な作業はせず、ダンボール箱を直接広げたシートの上に置き、ダンボール箱の形?を鉛筆でなぞり、その線をはさみで切ったものを箱に貼りつけました。
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うろうろする妹猫(手前)
柄を合わせたあとは、多少シートに空気が入っても気にせず、さくさくとすすめたので、作業は5分もかからずに終わりました。
きっちり貼りたい場合は、スキージー(リメイクシートと同じ売り場にありました)を使うと確実だと思います。
1本のシートで貼れたのは外側だけですが(内側は足りなかった…)、下記のような感じに仕上がりました。
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100円+税でここまでお手軽にリフォームできるのなら、大満足です。
この出来なら猫たちも喜んでくれるだろうと、いつもの場所に設置したのですが、不思議かな、作業中はあれだけわらわらと寄ってきて、作業の妨害をした猫たちが、完成した途端、すっといなくなってしまいました。
猫たちは出て行ったきり。
部屋に戻ってきても、蘇った箱はスルー。一時間経っても、二時間経っても、リフォーム済の箱に入ってくれないのです。(猫あるある……)
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今日中にもう一つの箱のリフォーム(別柄)を終わらせようかと思いましたが、リフォームしたところで、猫が入ってくれないのでは意味がありません。
要するに猫たちからすると、私は「余計なこと」をしてしまったのです。
猫たちが好きなのは「普通の、人間が手を加えない、そのままのダンボール」であって「人間が勝手に手を加え、わけのわからないものを貼ってしまったダンボール」ではなかったのです。
よかれと思ってやったことが、とても残念な結果になってしまったのですが、リメイクシートを貼る作業はとても楽しかったので、シンプルな柄があれば、猫が傷をつけた本棚とかテーブルに貼って、リフォームしてみたいなと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。(いつも❤ありがとうございます。励みになっています)
猫飼いの皆様、素敵な猫ライフをお過ごしください。
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