本日の猫たち #100(クラッキングする猫としない猫)
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
2月末にはじめた「本日の猫たち」、今回で✨100回目✨となりました。
ほとんど写真しかない日もありましたが、ゆるゆると続けられました。
ひとえに読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。
✨100回記念✨なので何かしたほうがいいのかな? とちらっと思ったのですが、私自身、自分の誕生日も特になんにもしない人なので、こちらでも平常通りにすごそうと思います。
(余談ですが、以前住んでいた旧社会主義国では、お誕生日の人がケーキを用意して「私、今日お誕生日なの」と自己申告&皆にふるまうシステムだったので、いざというときにそなえてケーキだけは買う習慣がつきました)
私の場合、続けよう、と気合いを入れると、逆に続けられなくなる気がするので、あくまで淡々と。毎日休んではだめ! ではなく、休むのも全然OK。
また書こうと思ったら書けばいい。書けない日はそれはそれでOK。
そのくらいゆるーくいたほうが(最終的に)続けられているのではないかと、100回をふりかえって思いました。
というか、もう少ししっかりふりかえろうと思ったのですが、今までなにを書いてきたか、実はほとんど覚えていません。
そのとき頭にあることを、気の向くまま文章化してます。なので「これ、以前読んだよ」「この人、また同じことを語っているよ」ということが、これまでも、今後も、あるかもしれませんが、どうかご容赦ください。
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また前置きが長くなりました。
さて、本日の猫たち。あたたかくなると一日の大半をひなたぼっこで過ごすようになりました。
うちの猫たちはバードウォッチングが好きで、よくスズメを見ています。
そのうちあらためて記事にしようと思うのですが、鳥や虫などの獲物がいると、狩猟本能が刺激されるのか、猫たちは「カカカカカ」とクラッキングします。
猫をあまり知らない方からすると「この猫は壊れてしまったの?」「病気?」と思うほど、猫が歯をガチガチさせながら立てる「カカカッ」という音は、インパクトが強いようです。
猫たちがなぜクラッキングするのかは諸説あるので、ここでは控えますが、うちの猫たちは室内に蚊がとんでいても「カカカ……」とクラッキングし、場所を教えてくれるのでとても助かっています。
(下手に音を立てると獲物が逃げてしまう気がするんですが)
そのクラッキングですが、猫によって音が違いますし、やらない子もいます。
うちの先住猫はまだ子猫だった頃から、スズメを見て「カカカッ」とクラッキングしていたので、クラッキング歴は長いです。室内で虫が飛んでいてもすぐに気づき、「カカカッ」と言って追い詰めるか、素早いパンチで瞬殺してくれます。うちのニャルソック舞台で一番頼りになります。
兄妹猫たちは1歳になるまでまったくクラッキングしませんでした。
先住猫と一緒に窓際でひなたぼっこしているとき、突然先住猫が「カカカカカカッ」と鳴きはじめると、兄猫は「大好きな先住猫が壊れた!」といつも動揺します(今もです)。「どどどどうしよう」と、先住猫の顔を舐めたり、飼い主を呼んだり、とにかく落ち着きなく騒ぎ立てるのですが、そのせいで先住猫の獲物(鳥や虫)が逃げてしまいます。
なので先住猫はバードウォッチングをするときは、兄猫からちょっと距離を置くようになりました。
(それでも先住猫が大好きな兄猫はそばに座ります)
クラッキングする先住猫に対して、兄妹猫はまったくやらなかったので、クラッキングしない猫なのだと思っていたら、先日、スズメを見て「カカカカカカッ」とクラッキングしている先住猫の隣で、妹猫が小さく「カカッ」「ケケッ」と鳴きました。
ついにクラッキングする猫が二匹に増えたわけです。
それを見てドン引きだったのが兄猫。
「お前までゾンビに感染したのか」と言わんばかりの目で妹猫を見て、飼い主である私に「ちょっとどういうこと?」と先住猫と妹猫の異常を訴えてきました。「どういうこと?」「皆どうしたの?」と動揺しつつも、兄猫が先住猫と妹猫から離れることはありません。
そういうの兄猫の心理も、見ていておもしろいなと思います。
冬場はほとんど生き物を見ることができませんでしたが、今は猫にとってのバードウォッチングシーズン真っ盛り。
窓にはりついて「カカカカカ」「ケケッ」と言っている先住猫(と妹猫)を、やや引き気味でウォッチングする兄猫、をウォッチするのが私の密かな楽しみとなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます☺
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今後もゆるゆると続けていきますので、よろしくお願いいたします。