本日の猫たち #407(睡眠不足の原因)
9月も早8日となりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ここ数日、「本日の猫たち」の投稿をお休みさせてもらっていました。飼い主が所用で忙しかったというのもあるのですが、一番の原因は睡眠不足です。
その睡眠不足の元凶は兄猫。
早朝、愛猫に起こされるという話は、猫飼いさんたちからよく聞いていたのですが、うちの猫たちは(歴代の猫たち含む)基本、夜は猫たちだけで過ごしてくれるか、寝室の四隅のどこかで寝る(夏場、添い寝はしません)という感じで、飼い主の睡眠を妨げることはなかったのですが、9月に入り、寝ている飼い主のもとに兄猫がやってくるようになりました。
なにをするかといいますと、髪の毛のグルーミングです。
自分の毛繕いを他の猫に任せっきりの兄猫が、なぜか飼い主の髪の毛だけは熱心にグルーミングしてくれるのです。飼い主が横になると、「!」という顔をし、ゴロゴロ喉を鳴らしながらやってきて、髪の生え際をべろべろと舐めてくれます。その結果、髪はべちょべちょに……。
ふがふがという兄猫の鼻息と不快感で完全に目が覚める、ということが続いています。
「兄猫を寝室に入れないようにすれば?」という案もあるのですが、寝室のドアを完全に閉めると、その異変に対し、パトロール熱心な先住猫が「あ”~」(開けて)と騒ぎ、結局寝られなくなるので、できません。
兄猫だけをケージに入れて隔離するという手もありますが、それをすると「なぜ兄猫だけケージに?」「出してあげてよ!」と先住猫と妹猫が騒ぐので不可。3匹そろってケージに入れる……には、我が家のケージは小さすぎるので無理です。
これまで兄猫が寝ている飼い主の髪をグルーミングする、ということは一度もなかったので、そのうち飽きるだろうと思って様子を見ていたのですが、すでに3日連続で続いています。しかも寝入り端だけでなく、1~2時間ほど寝たところに、こっそりやってきてグルーミングをはじめるので、強制的に起こされてしまい、まとまった睡眠がとれません。
もっとも兄猫に悪気があるわけではなく、ただ純粋に仲間意識でグルーミングをしてくれているだけのようなのです。
(最初はお腹がすいて、飼い主を起こしに来たのかと思いましたが、違いました)
この話をまわりの猫飼いさんたちにすると「あら、かわいい!」「愛されているのね!」「うらやましい!」とまるで惚気のように受け取られてしまうのですが……違います。飼い主は本気で困っているのです。
飼い主のところにやってきてくれるのは嬉しいのですが、追い払っても追い払っても、兄猫はすぐに「みゅーん」と戻ってきます。
反応しなければ諦めていなくなるかと思いきや、ゴロゴロと喉を鳴らし、ふがふが言いながら、愛情込めて、髪をべちょべちょにしてくれます。特に生え際を入念に舐めてくれ、時折、ブチッ、ブチッと髪が切られる音が聞こえます。
さすがに我慢できずに、兄猫を寝室から出しましたが、頭から布団をかぶったところで、兄猫はもぐりこんできますし(しつこい…)、飼い主がうっかり頭を出すとまた舐められます。
そんなわけで、兄猫に構っているうちに1~2時間の睡眠×2~3回という、ものすごく質の悪い睡眠しかとれておらず、仕事に支障が出そうな状況です。
身内の猫飼いから「髪の毛を守るためにナイトキャップをかぶったら?」と提案されたので、ネットでポチろうとしているところなのですが、ほかに良いアイディアがあれば、ぜひお知恵を貸していただきたいです。
猫たちと暮らしは、ネコハラ(猫によるハラスメント)との戦いと共存です。次の我が家の猫会議では「兄猫による睡眠妨害の改善」を議題にしてもらおうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
ありがとうございます。いただいたサポートは活動費と猫たちの幸せのために使わせていただきます。♥、コメントいただけると励みになります🐱