本日の猫たち #446（猫 vs 飼い主）
本日もゆるーくお届けします。
本日は待ちに待ったピアノの調律日。年に2回、調律師さんに調律をお願いしているのですが、調律していただいた後のピアノの音色が本当にすばらしく、いつも楽しみにしています。
ピアノ調律日は、猫たちにとっても特別な日。
いつもは封印されているピアノルーム（猫は出禁）の封印がとかれる日でもあり、飼い主がピアノルームから遠ざかる日でもあります。（調律師さんの邪魔をしないよう、調律が終わるまでそーっと別室にこもる）
飼い主は調律師さんにお茶出し後、「よろしくお願いしますー」と挨拶し、3匹の猫たちを連れて別室へ。ピアノの音を聞きながら、読書をしていたのですが、気がつくと兄猫がいません！
子供のときに読んでおきたかった…
ドラクエⅤがお好きな方にも、ただファンタジーが好きな人にも、
万人におすすめできる傑作です！
調律師さんのお邪魔になってはいけないので、「あにねこー！ あにねこやー！」（小声）とさがしまわりましたが、見つからない。
ピアノルームに入る前に捕獲しなければ（でも調律師さんに言葉によると、何度かお邪魔してしまったよう）………とさがしまわったところ、なんと！ 信じられないところにいました。
兄猫、飼い主のしかけた数々のトラップをクリアして冷蔵庫の上に到達していたのです。
兄猫が冷蔵庫の上にのぼったのは今回で3回目。
下からは冷蔵庫の上のものが見えないように（猫たちの好奇心を刺激しないように）していますし、兄猫の普段のジャンプ力では冷蔵庫には届きません。
どうやって上がったのかは本当に謎です。
その冷蔵庫の上には、飼い主が大切に大切に育てていたテーブルヤシならぬ、冷蔵庫ヤシと、うちの猫たちにあたえてはいけないキャットフードが置いてあります。（※ヤシの水やりは猫がいないときにやっていました。キャットフードは身内がプレゼントしてくれたものですが、食事制限があるうちの猫たちが食べてはいけない成分が入っていたので、猫飼いの知人にあげるために隠してました）
（ヤシに可哀想なことをしてしまいました……）
現行犯逮捕されることに気づき（悪いことをした自覚はある）、あわてて冷蔵庫から降りようとした兄猫。冷蔵庫から飛び降りるには……さすがに高すぎました。
どこから降りるべきか、冷蔵庫の上で右往左往。右も左も高すぎます。
降りられずパニックになった兄猫、
「にゃー！にゃー！」
と飼い主に助けを呼び、完全犯罪に失敗しました 。
（飼い主は仕方なく犯人を救出しました）
猫という生き物は学習能力があるので、飼い主が知恵をしぼってしかけるトラップをいともたやすくこえてきます。
猫の目の届かぬところにひそかに置いていた観葉植物。密室であるトイレや洗面所に置いたこともあったのですが、日当たりが悪いので、冷蔵庫の上が最後のとりででした……。夏場はベランダに置くこともできたのですが、さすがに冬場はあたたかい室内じゃないと弱ってしまうので……本当にどうしようかと。
ただ今回、唯一よかったなと思うのは、兄猫が冷蔵庫にのぼったときに、飼い主が在宅だったことです。外出中だったら、（兄猫、冷蔵庫から降りられなくて）かわいそうなことになっていた可能性があります。
兄猫に「もう二度と冷蔵庫の上に上がってはだめだよ」と説教したのですが、兄猫は「え？ 冷蔵庫？ 僕あがってませんけど？」
（二度あることは三度ある、三度あることは四度目もあるぞ……）
とぼけるのがうまいのも、猫あるあるです。そして最終的には可愛さですべてゆるされてしまいます。
（上から先住猫、妹猫、兄猫）
猫 VS 飼い主。
うちの猫はIQが高いのか、それとも飼い主のIQが猫並なのか……。
こういうことが二度と起こらないよう、飼い主もさらに知恵をしぼりたいと思いました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
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