本日の猫たち #203
あらためて、我が家の先住猫について少々。
これまでも過去記事でふれたことがあるのですが、先住猫の愛情深さは本当にすごいなと。偉大さを日々、実感します。
うちの兄妹猫(茶トラ)は1歳年上の先住猫が大好きで、よく一緒にくっついています。特に先住猫を母とも姉とも慕う妹猫はストーカーと化していることがあります。
今日もパトロール帰りの先住猫が一人で休んでいたところ、
いつの間にか隣に妹猫が来ていました。
そういえば、この妹猫の顔を見て思ったのですが、
兄猫とそっくり。
やっぱり兄妹だなと。とりわけ横顔はそっくりです。
兄は長毛、妹は短毛で、成長した現在、大きさ、シルエットはまったく違うのですが、顔のベースは子猫のときから変わりません。
兄猫と妹猫の違いは、兄猫はよりのびのび育ったな……というところでしょうか。
兄妹猫の育児に関していえば、人間はもっぱらごはんとトイレのお世話。
社会性、メンタル面その他、猫として必要なもの、人間と同居する上で必要なマナーの指導は、すべて先住猫に担当してもらいました。
兄妹猫たちを保護した当時、先住猫はまだ1歳で、遊びざかりだったにもかかわらず、率先して、兄妹猫たちのお世話をしてくれました。
私自身、これまでも数多くの猫たちをお世話してきましたし、身内も多頭飼いしているので、いろんな猫たちを見てきたのですが、うちの三匹がすごいなと思うのは、これまで一度も喧嘩をしたことがなく(じゃれあいはあります)、私は一度も兄妹猫の「シャー!」(威嚇)とか、やんのかステップ(相手を威嚇するステップ)を見たことがないのです。
(※先住猫は子猫のとき、一度だけ「シャー」があります)
猫らしい悪戯はたまにしますが、被害は少ないほうです。
人間では教えきれない猫としてのマナー、猫としての愛情深さ、人間との信頼関係、そういうものはすべて先住猫から兄妹猫に受け継がれました。
つくづく思うのは、先住猫が人間だったら、すばらしい育児書を上梓できたでしょうに。残念です。
先住猫と兄猫、先住猫と妹猫、兄猫と妹猫、どの組み合わせでも仲良く過ごせるので、お留守番をまかせても安心できます。
猫たちを見ていて思うのは、平和が一番ということ。
私はいつも猫たちから「しあわせ」をもらっているので、少しでも猫たちが我が家で「しあわせ」であれるよう、できるかぎりのことをしたいと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。