本日の猫たち #190
秋の気持ちの良い天気のことを「天高く馬肥ゆる秋」と言ったりしますが、秋になると猫も肥えます。肥えると表現するとやや語弊があるのですが、冬毛にはえかわると、夏毛時代よりひとまわりシルエットが大きくなります。
先日、我が家に来た親戚(猫飼いではない)が長毛の兄猫を見て「うわ、太ったね!」「デブ猫になってる!」と発言し、いたく兄猫を傷つけました。
人と会ったときに開口一番、「太った?」「痩せた?」と外見の指摘をしてくる人(昭和生まれの年配の方の一種の挨拶)、本人、悪気はないのだと思いますが、私が過去住んでいた国では絶対的NGだったので、耳にするとひやりとします。とはいえ、最近は日本でもそういう発言は無神経ととらえられるのではないでしょうか。
「兄猫は太ってないよ。冬毛で大きく見えるだけ。そういう発言は猫たちの前でやめてもらえないかな」と、親戚にやんわりと指摘したのですが、あまり理解してもらえず。「相手は人間じゃないから、どんな発言をしてもわからないでしょ?」と言われたのですが、相手が言葉がわからないからどんな発言をしてもいいわけではないですし、猫たちは人間が思う以上にかしこい生き物なので、人間の言葉をしっかり理解していると思います。
なので、猫たちの前であまり不用意な発言はしてほしくないな、と思った次第です。(「かわいいかわいい」の連呼は大歓迎)
猫とふれあうときはどなたもなるべくやさしい言葉掛けをしてあげてほしいと切に思いました。
……あれれ、なんだか愚痴っぽくなってしまってすみません。
気をとりなおして本日の猫たち。
一言でいうと「仲良し」です。
ほかに表現のしようがないくらい、うちの三匹は「仲良し」なので仕方ありません。気がつくと一緒にいます。
飼い主からすると、猫たちが幸せそうであれば、それだけで飼い主も幸せな気持ちになります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
猫写真で和んでいただけたら、うれしいです。
なにかと慌ただしいご時世ですが、皆さまが少しでも心穏やかに過ごせますように。