本日の猫たち #458（なぜそのタイミング…）
皆様、いかがおすごしでしょうか。
ここのところ「本日の猫たち」の投稿が滞ってしまい、楽しみにしてくださっている方には申し訳なく思っています。
1月19日（日）に開催される文学フリマ京都9に出店するための準備で、時間が信じられないくらいのはやさで溶けていっています。
「遊ぼうよ」と待機している猫たちのためにも、一分一秒でも早く雑用を終わらせなければと、飼い主は「ゆるーくゆるーく」のポリシーを一時的に返上し、日々奮闘しています。
我が家の猫たち3匹は、基本的にとても穏やかでやさしい子たちです。
喧嘩をしたり暴れたりすることはなく、飼い主が忙しそうなときは空気を読んで、あまり近寄ってきません。
しかし最近気づきました。猫のやさしさが飼い主に対して発揮されるのが「今じゃない！」というタイミングのことがよくある、ということに。
たとえばここ数日。
寒い日が続いていており、飼い主は猫のぬくもりを欲していました。
飼い主は入眠時にエアコンをつけて寝室を暖めますが、空気が乾燥するため、就寝中はエアコンを切っています（空気清浄機はつけていますが）。そのため、夜中はかなり冷え込みます。
そんなときこそ、長毛の兄猫に来てほしいのですが……必要としているときに限って、兄猫は寝室に来てくれません。猫たち3匹で一緒に寝ているのです。
左から兄猫、妹猫、先住猫
その兄猫。明け方になると、なぜかやって来るのです。それも、飼い主の目覚ましアラームが鳴った後に。
「さあ、起きよう」と思った瞬間、兄猫はしっぽを立ててぽてぽてとやって来て、「入れて」と布団の中に入ってきます。布団は飼い主が一晩かけて暖めたので、ほっかほか。その中で気持ちよさそうに丸くなります。
（飼い主を湯たんぽ扱いしているのか……？）
「さあ、リクエストされた僕が来ましたよ！」と兄猫はゴロゴロ喉を鳴らすのですが、「どうして今になって……」と思わずにはいられません。
それでも、飼い主の体に寄り添って丸くなる姿を見ると、すぐに布団から出るのがかわいそうになり、「5分だけ一緒にいるか」と思ってしまったが最後。布団から出られなくなってしまうのです。
妹猫もやさしい子です。
普段はPC周りに来ることはなく、仕事や作業の邪魔をすることもありません。しかし、「あと少しで……終わる……」と、データを保存しようとしている、まさに最後の最後。クリックして保存したら終わり！というときに限って、「そろそろ休憩時間！」とキーボードに飛び乗り、くわえたボールを飼い主に渡そうとします。
「データが！！！」と叫ぶ飼い主の心の声は、妹猫には届きません。
「そろそろリフレッシュする時間です」「遊ばないと運動不足だよ」と教えてくれているのかもしれません。
でも、なぜ……見計らったかのような、一番だめなタイミングで……と、思わずにはいられないのです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
寒い日が続きますので、どうかご自愛ください。
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