本日の猫たち #454（クリスマスのコスプレ）
今日はクリスマス。皆様いかがおすごしだったでしょうか。
我が家はクリスマスらしいことはなにもせず終わりました。
ところでクリスマスって、キリスト教のお祝いですが、その国（宗教）が採用している暦によって日が違うんですよね。
グレゴリオ暦を採用している国だと12月25日ですが、ユリウス暦を採用している東方正教会だと、1月7日。わたしは長年、後者を採用している国に住んでいたので、いまだに新年を迎えたあとに、クリスマスがくる……という感覚でいます。（そして、その感覚でいたせいで、何人かの方にクリスマスカードを書き忘れてしまいました……）
せっかくのクリスマスなので、なにかクリスマスらしいことをしようと思い、猫たちにコスプレをさせてみました。わたしは猫に服を着せるのはあまり好きではないのですが（特にうちの猫たちはいやがるので、無理強いしたくない）、身内がサンタクロースの帽子とマフラーをプレゼントしてくれたので、さすがに着せないという選択肢はとれず、1枚だけ写真を撮って送ろうと思ったのです。
その1枚の素敵写真を撮るのが、いかに大変なことか……。
（世の中の猫飼いさんはどうやって奇跡の一枚を撮っているのでしょう）
写真と共にお楽しみいただけたらと思います。
まずはサンタクロースの帽子。
猫にかぶりものをさせるのは本当に難度が高いです。
いつも温厚で我慢強い先住猫が不機嫌になり（ごめん……）、妹猫も首をふってすぐに帽子を落とします。
そして兄猫はというと、
どうやら帽子をフェイスウォーマーだと思ったのか、顔をつっこんで、そのまま寝てしまいました。完全拒絶まではいきませんでしたが、頭にかぶらせるのは無理です。
仕方なく、猫たちが寝ているときに帽子（とマフラー）を置いて、撮影しました。
そしてマフラーはというと、
かろうじて先住猫に装着はできたのですが、首回りが相当不快だったらしく、秒でキャットタワーに駆け上がりました。
先住猫「飼い主にひどいことされたの…」
飼い主としては、すぐにでもはずしてあげたいのですが、高いところに逃げこまれてしまうと、手も足も出ません。
先住猫（左）は相当いやがっています
（でも可愛い）
今回のことで懲りたので、いくら身内の頼みでも、今後一切、うちの猫たちにコスプレを強要することはやめようと思いました。可愛いのは可愛いですが、やっぱり猫たちにとってストレスになることはしたくないですね……。
今回、自分で試してみて分かったのですが、世の中に出回っているコスプレ姿の猫たちの写真。あの素敵な1枚を撮るために、どれだけの労力と時間がかかっているか……。猫ちゃんたちのご機嫌は大丈夫だったのか……影に隠れた苦労を想像せずにはいられませんでした。
猫たちがストレスなく、しあわせで過ごしてくれることが一番です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
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