本日の猫たち #032(麦わら猫)
「麦わら猫」ってご存知でしょうか。
ざっくりいうと、キジトラ(縞模様有)の被毛にオレンジが混ざっている猫のことで、英語だとBrown Patched Tabbyと言われるそうです。
お恥ずかしながら私は今日まで知りませんでした。
(猫に関係するいろんな資格持っている上に、猫飼い歴長いのに…)
「麦わら猫」という言葉を知ったのは、今日の幸宮チノ先生の呟きです。
ちなみにチノ先生は、うちの兄妹猫(茶トラ)のお姉さん猫(キジネコ)を保護し、ひきとってくださった、心優しいキジネコのスペシャリストです。
「麦わら!」
おかげでやっとひとつの謎が氷解しました(チノ先生ありがとうございます)。なにかと言いますと、うちの先住猫の毛色です。
保護した当初、動物病院のスタッフさんに「雑種、キジトラの子猫ですね」と言われたので、「この子はキジトラなのか」となにも疑わずに受け入れ、今日まで暮らしてきました。
ただ、確かにキジトラっぽいとは思いましたが、ずっと違和感を持っていました。キジトラにしては、額や背中の毛色にやや赤みがあったのです。
キジトラだと肉球が黒(チョコレート)や小豆色の子が多いそうなのですが、うちの先住猫はピンクと黒のまだら。毛並みにサビっぽいところもあります。
いろんな疑問があったのですが、
「でも、まあ、雑種だから」「こういう子もキジトラって言うんだね」
ということで、片付けていました。毛色や模様の出方はそれぞれですし、毛色も肉球も個体差があるのだろうと。
しかし成長するにつれ、先住猫の毛色はどんどん赤みが増していきました。赤みというより、完全にオレンジです。おまけに「キジトラ」で猫の写真を検索しても、先住猫と同じ毛色の猫の写真が出てこないのです。
(似ている顔の子はたくさんいました)
猫は毛色で性格がわかると言いますが、キジトラの性格(ワイルドで警戒心が強いツンデレ)がうちの先住猫にほとんど当てはまらなかったことも、疑問のひとつでした。
どちらかというとサビ猫(穏やかで、ほかの猫にもやさしい)の性格のほうが近いです。
とはいえ、私は血液型占いも統計学として参考にしますが、あまり鵜呑みにしないタイプなので、先住猫みたいに枠にあてはまらない子もいるのだろう…と考えていました。
性格があてはまらなくて当然です。
先住猫は「麦わら」だったのですから…。
麦わら猫の特徴はざっと4つ。
先住猫は①~④すべてあてはまります。
ということで、「麦わら」であることが判明したうちの先住猫ですが、性格はあまりあてはまりませんでした。
(麦わら猫の主な性格:警戒心が強い、気が強い、遊びは淡泊)
何はともあれ、ひとつ賢くなりました。猫は奥が深いです。
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