本日の猫たち #373(猫のテントと、やりすぎはいけないという教訓の話)
もうこれ以上、猫グッズは増やさない、散財しないと自分に誓い、まわりにも宣言したのですが、
「これ、猫ちゃんたちにお土産」
昨夜、身内がプレゼントしてくれました。
DAISOさんのペット用テント(500円+税)だそうです。
いや、安かったら気楽に受け取れるだろう……という配慮はありがたいのですが、本当にこれ以上、我が家に猫グッズは……(以下略)。
(一呼吸)
……買ってきてくれたものを突き返すわけにもいかないので、ありがたく受け取ることにしました。
新しいものに対する、猫たちの食いつきは抜群です。
(そして実は飼い主も、DIYとか、工作するものが大好きです)
このテント、つくりはすごくシンプルで、簡単に組み立てられます。
作業自体は3分かかりません。(連結パイプの奥まで丸管を押し込む、というコツさえつかめればスムーズです)
問題は猫たちの妨害。
猫たちの、テントの布部分に「入りたい」、連結部を「かじりたい」欲が強すぎて、まったく作業がすすみませんでした。
追い払っても追い払っても、こりずにやってくる猫たちの数々の妨害にあいながらも、テントは無事に完成。500円なのでチープ感はありますが、かわいいです。
普段はなかなか人間の思惑通りに動いてくれない猫たちですが、今回は違いました。テントが完成した瞬間、兄猫がIN。
兄猫に続き、妹猫もIN。入念に中のにおいをかいでいました。
新しい猫グッズを導入する際、いつも猫たちが使ってくれるかどうかが最大の課題なのですが、今回はどうやら問題なし。
となると、より猫たちが快適に過ごせるよう、人間たちの(余計な)夢? が広がります。中に冷感接触ベッドを入れたらどうだろう? 猫たちが普段愛用しているタオルを入れたら、より寛げるのではないだろうか……。
人間たちはそれぞれ、知恵を出し合い、猫たちのためにテントを豪華仕様?にしました。
……賢明な方は、もう、おわかりでしょう。
猫たちには豪華仕様など必要ないのです。猫たちがこよなく愛するのは、ダンボール箱オンリー、布オンリーのシンプル設計。
猫たちは、新しい「布」の隠れ場が気に入っただけなのです。
猫たちのためによかれと思ってやったことがかえってあだとなり、新しいテント、猫たちからそっぽを向かれてしまいました。
遠目からだと、鮫が口を開けているようにしか見えなくなってしまったテント。一晩おいて、誰も入ってくれなかったら、おとなしく中のベッドを出し、普通のテントとして置いておこうと思います。
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