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ホントノジブン

書き続けていないと自分が自分でなくなってしまう。

というよりも

『自分って何者だったかな。』

それを1つ1つ思い出すために書くことを再び始めようと思う。


私、山口美生は、いわゆる『鬱』というカテゴリーにいると思う。
(病院へ行くことを自分で頑なに拒否しているから憶測である。)

産後鬱だけじゃない、きっとずっと前から。

鬱の中にも最近は色んな種類が増えていて、
「そんなもん人類みな鬱判定なるわ!」
と1人ツッコミをもう1人の自分がしっかり入れてくれたところで、
自分は何鬱なんだろうかと調べてみる。


メランコリー・躁鬱・抑鬱・微笑み鬱・産後鬱

色々見てはみたものの、それぞれに当てはまる項目が多くて
結局これって断定はできないぞ。
多分色濃いのは「躁鬱・微笑み鬱・産後鬱」だろう。

そして見事に自律神経もご臨終されているので、もう収拾がつかない。


突然ですが、私が病院(精神科)に行かないのには理由がある。

『自分が鬱だと認めるのが嫌だ。』

これ一択でここ5年ぐらいを苦しい自分と1人向き合って生きてきた。
誰の前でも泣けない、1人で居ても泣けない。
苦しくて辛くて息が出来ないのに、涙が出ないのだ。

あぁ、ついに心まで死んだか。


ただ、ここ最近は少し違う感情になれてる。

「それも全部みう自身だと認めてあげても良いんじゃないか?」

そう言ってくれた人がいる。
私が一生涯忘れることのない、そしてこれからも想っていたい大切な人である。

普段は涙の1滴さえ出ないのに、その人の前では電話越しでも泣くことが出来るみたい。
何でだろうね。笑

でもその大切な人は私の事は必要としてない。求めていない。
悔しいね。


色んな顔を持つ自分。

お喋りして楽しくて時間を忘れてる美生。

自然に心洗われる美生。

1児の母な美生。

でも25歳の美生。

イライラしてる美生。

そんな自分に腹が立ってる美生。

そしてひどく落ち込む美生。

何歳になったら死のうかと考える美生。



きっと全部間違いなく自分なんだろう。

でもどこか全然他人であるような気もして。

『ホントノジブン』はどこにいる。


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