第3回.新たな挑戦”VolleyStation”
第3回目の投稿です!!と、その前に、前回の投稿に対して沢山感想をいただきました。読んでくださった方々、本当にありがとうございます!😢
私の思いをありのままに書き殴ったあの記事に、こんなにも反応をくださるとは思ってもいませんでした!皆さんから言葉を沢山もらい、”私も頑張らないと!”って改めて思えました。このまま突っ走っていきます!!
では、改めて今回の本題に入っていきたいと思います。
今回は、私がこの2021シーズンから新たにチームに取り入れたものについてお話しようと思います。それは新しいデータ分析ソフト”VolleyStation”の導入です。まずアナリストは現在、大学より上のカテゴリーに存在していることが多いです。最近では高校でもアナリストを目指している方が増えてきてはいますが、この役職がメジャーかと言われると首を縦に振ることはまだ先になりそうです…。そんな私たちアナリストが使っているバレーボールのデータ分析ソフトで主流なのはデータバレー4というソフトであり、私の所属している帝塚山大学でも今年の春までデータバレー4を使用して、分析をしていました。
ですが、ご縁あってVolleyStation導入してみないかとお話を頂いたことにより、データバレー4からVolleyStationへ乗り換えることとなりました。実は、導入のお話を頂く前からVolleyStationの存在はずっと気にはなっていて、他のアナリストさんのレビューなどを調べて見ていたりしていました。そんな中に舞い込んできたご縁だったため、迷いはなかったです。
では実際に分析ソフトを変えたことで、何がリーグ優勝に結び付いたと考えるのか。VolleyStationの利点と共に、1つずつ挙げていきたいと思います🏆
1.キー(USB)が無い。🔑
データバレー4の場合、ソフトを起動する際には必ずそれ専用のキー(USB)が必要です。その為、このキーがないとデータが打てないので、なくしてしまった時点で終わりです。再発行も出来ますが、5,000円と追加料金がかかります。
それに比べてVolleyStationはキーがありません。ログイン時のみネットが繋がっている環境で、それぞれが登録したメールアドレスとパスワードを打てば、そのあとはネット環境が無くてもいつでもどこでもソフトを起動することが出来ます。
2.1チーム最大でアカウントを3つまで持てる。
データバレー4ではキーで立ち上げることが出来るのは1アカウントのみです。しかしVolleyStationでは1チーム最大3アカウントまで所持することができ、ベンチとのデータ共有もスムーズに行うことが出来ます。
1.2.の2つの要因から分かることは、まずデータがいつでもどこででも打てるようになったことです。キーが不要になったことで、唐突に時間が空いた少しの合間にもデータを打ち込むことが出来ました。
さらに複数のアカウントがあることは、リーグ中において最大の勝因だったのではないかと思っています。これまでのデータバレー4の頃には先ほどから何度も出ているようにキーが無いと起動できませんでした。ということはアナリストが2人以上いるチームだと、1人がキーを持って帰ってしまうともう一人はデータの打ち込みが出来ないわけです。
そして、大学のリーグ戦は毎週土日に1日ずつ違うチームと試合です。そのため、相手の対策は1週間に2チーム分やらないといけません…。
ここでVolleyStationが活躍しました。アカウントはそれぞれが持つことが出来るので、分担してデータを打ち込み対策を練ることが出来ました。そして、それぞれで打ち込んだデータは一つのゲームに繋ぎ合わせることがVolleyStationでは可能です。(例:3人のアナリストで1セットずつ打ち、そのあとデータ共有して一つのゲームにする)
これが時短になり、時間に余裕が出来たことによって今までよりも内容の濃い対策データをチームに提供することが出来ました。これが何よりもリーグ優勝につながったのではないかと考えています。
3.スプレットシートが自由自在
スプレットシートの作成がデータバレー4の時の物よりも、より一層自分の出したいデータに合わせて作成することができるため、細かなデータを自分で式を組むことで抽出することができます。これは私自身の自己満足になってなってしまうかもしれませんが、自分で1から出したデータを見ると達成感がとてつもなく大きかったです(笑)
先輩アナリストさんに教えを乞いながら(というより頼りっきり)ですが、スプレットシートが完成した時はとても嬉しかったし、間違いなく私のモチベージョンに繋がりました(笑)
これら3つの他にもまだまだメリットはありますが、大きくかかわった要因としてはこのあたりだと思っています。
そして何よりも画面が見やすい!!白と水色基調のデザインで、ハッキリと分かりやすく、背番号のデザインも可愛いのがホントにおすすめなんです笑
価格もデータバレー4とそこまで大差なく、打ち込むコードなども基本的には同じなので、秋リーグがスタートする1か月前に変えましたが、2セットぐらい打つとすぐに慣れました!!
このVolleyStation、今まさに着々と日本での普及を拡大していっているソフトで、実際にバレーボールのトップリーグであるV1やV2のチームでも導入しているところが増えています。そして、実は関西でVolleyStationを導入したのは私たち帝塚山大学が初だそうです✨
ホントに使える機能が増えた分、データの幅も広がったので、秋リーグ中の相手の対策や試合中のスカウトでも大活躍でした。
まだまだチームに導入してから3ヵ月ほどしか経っておらず、すべての機能を使いこなせているわけではありませんが、残りの大会で少しでも多くデータが活用できるように課題を追求していきたいと思っています。
おわりに…
人と同じことをしていても、何も変わらないし、変われない、強くなれない。
前回の投稿でも書きましたが、私は昨年度の自分を超えることを目標に2021シーズンに入りました。昨年の自分から変わるためには、何かを大きく変えなければならない…そして昨年よりもチームが良い成績を残すためには昨年と同じではいけない!!!!そう思っていました。
だからこの新しくVolleyStationに移行するという挑戦は必然的に舞い込んできたものであり、それがばっちりハマった時は本当に嬉しかったし、この挑戦は間違いではなかったんだと、自分の自信になりました。
そしてVolleyStationに変えたことで新しい人間関係も生まれました。
私にとって”人との繋がり”は一番大切にしたいもの。この出会いが私のアナリストとしての幅も一気に広げてくれました。本当の本当に沢山の繋がり、広がりを私に与えてくださった先輩アナリストさんには感謝しかないです😢この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございます。
そして、これからもなにかとお世話になります、末永くよろしくお願い致します😢笑
さて、今回の投稿、実に3000字を超えております。今投稿前に読み返していますが、ほんとに長ぇなおい。笑
そして少し宣伝チックかつ、文章がお堅めになってしまいましたが、とにかく伝えたいのは”波を逃すな”ということです。
VolleyStationは今キテる。今後、分析ソフトの主流がこっちになる日はそう遠くないと思います。
そしてその波は次世代を担う私たちが必ず作る―。